自動車の歴史がここに 幅広い新旧モデルを対比したOOH
電気自動車の開発からハイブリット車の進化、自動運転といったさまざまな技術革新を続けている自動車業界において、どんな技術もいずれは“過去のもの”になる定めを対比的に表現したOOHが、ペルーのディーラーより公開されました。脈々と受け継がれてきた自動車の歴史を、メーカーやブランドを横断して見せるというディーラーならではの手法が用いられています。
2002年に発売されたシトロエンのC3と現在のC3、1996年に発売されたマツダのデミオと現在の2 Sport、1990年に発売されたルノーのClioと現在のKwid……さまざまなメーカーの先代モデルと最新モデルが対面する構造のビジュアルでは、旧型モデルが「君のために道を拓いた。さあ走り抜けるがいい」や「そんな素晴らしいモーターを携えて!君は確実に私の子どもだな!」「君の今の姿を見て誇りに思うよ」と語りかけるフレーズが光ります。デザインや技術は変われど良い車はどれも正統な進化を経て今の姿があることを、先代の視点から表現しているのです。
メーカー広告の場合どうしても自社の最新モデルの訴求に留まりがちなところを、ディーラーだからこそできる描き方で突き詰めた印象的な事例でした。
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