デリッシュキッチン「カテゴリターゲティング」が改新。クリエイティブ無償作成CPも実施
株式会社エブリーが運営するレシピ動画アプリ「デリッシュキッチン」は、同サービスが提供するディスプレイ広告「カテゴリターゲティング」を2025年4月にリニューアルしました。
カテゴリターゲティングは、アプリ内で特定のメニューや食材でレシピを探しているユーザーにターゲティングできる広告配信メニューで、ユーザーの商材への関心が高まるタイミングに合わせたアプローチが可能です。
リニューアルでは、ページのスクロール合わせた追従型の縦型動画枠が追加され、広告の視認性が向上したことで、ユーザーにより印象的に商材を訴求できるよう進化しました。
また、広告の配信箇所が「レシピ一覧ページ」まで拡大し、レシピ検索の初期段階から自然にブランドに触れられるようアップデートされています。リニューアルにより、ニーズが顕在化したユーザーにより効果的に接触でき、広告効果の最大化が期待できそうです。
実際に、キッコーマン食品株式会社から販売されている焼肉のたれ「わが家は焼肉屋さん」のプロモーションとして、リニューアルされたカテゴリターゲティングを活用。チャーハンやガパオライスなどの味付けにも使えることの認知拡大や購入意向醸成を目的に、関連レシピを探すユーザーへのターゲティング配信を行いました。
その結果、広告配信後に行われたブランドリフト調査では、第一想起(購入意向)は137%に伸長し、態度変容単価はYoutube広告の1/2である約80円となり、ユーザーのモーメントに合わせた広告メニューの有用性が明らかになりました。
「このレシピを知りたい」「この素材を使いたい」という明確なニーズを持ったユーザーにターゲティングができることで、自然な形で注意を引きながら、広告が「求めていた情報」としてポジティブに受け止められやすくなっていると言えそうです。
ユーザーニーズに合わせた広告配信で、広告効果最大化が期待される本施策。関連レシピへのターゲティングだけでなく、意外な食材との組み合わせや、新たなメニューの提案もセットで訴求することで、ブランドの新たな魅力を伝える手段としても活用が期待されます。
2025年6月末までは、300万円以上の出稿でクリエイティブ制作が無償となるキャンペーンも実施されており、新たなPR手法を模索している食品メーカーや小売店にとって、有効な選択肢のひとつとなりそうです。
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