一体なぜ? チョコレートに追跡タグを付けた理由
アメリカ発の老舗チョコレートブランド・Hershey’sは、職場や自宅で置きっぱなしにしておくとしばしば“盗まれてしまう”という声が一部のユーザーから挙がっていました。
あまりのおいしさに、同僚や兄妹がこっそり食べてしまう……日本で言うところの「冷蔵庫のプリンがなくなっていた」というあるある現象にも近いこの状況を楽しく解決するための、意外性抜群な施策がブラジルで公開されました。
“Unstealable Chocolate(盗むことが不可能なチョコレート)”というストレートなタイトルの施策は、Hershey’sのチョコレートに盗難防止用のタグを付けるというもの。
ブラジルのBtoCセキュリティ会社ADTとのコラボを通じて実現したこの施策、デスク上はもちろんのこと、戸棚の奥に隠していたチョコレートを仮に盗まれてしまってもすぐにスマートフォンに通知が来るようになっています。自社商品のおいしさに圧倒的な自信があるからこそできる手法と言えるでしょう。
そこまで本格的にやる必要があるのか……という疑問は残りますが、あえてそこをやりきるのがHershey’sらしさなのでしょう。老若男女を問わず多くの人から愛されるチョコレートだからこそ、直感的に理解しやすく遊び心が込められた施策を実施したのかもしれません。
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