「えびのしっぽ」&「ヒャクトーク」マイナビ、学生の可能性を広げる新サービス施策
株式会社マイナビは2025年4月、大学1・2年生を対象としたキャリアデザイン支援サイト「10代からのマイナビ」をリニューアルし、新コンテンツ「えびのしっぽ」と「ヒャクトーク」の提供を開始します。
「10代からのマイナビ」は2024年4月にスタートした、若年層向けのキャリア支援プロジェクト。学生一人ひとりが自分らしく将来を考えるための情報や体験を提供しています。2025年度は、「価値観(軸)」をキーワードに自分自身と向き合い、社会における多様な可能性を見つけられるような仕掛けを強化しています。
キャリアを「選ぶ」前に「気づく」機会を
近年、社会の多様化が進み、学生たちの進路や将来像がますます多様化している世の中。一方で自分の価値観がまだ定まらず、何に興味があるのかすらわからないまま進路選択を迫られる学生も少なくありません。
マイナビは「学生たちが日常では出会わないような人や機会との出会い、そこで触れる考え方や意見などから見出されるものこそが、いま大切なことではないか」と考えています。そのため2025年度のリニューアルでは、自己分析や情報提供に加えて、“気づき”や“対話”のきっかけとなるような新コンテンツを導入しました。
「えびのしっぽ」二択で見えてくる自分の価値観
「えびのしっぽ」は「えびのしっぽ、と言ったら。食べる派?のこす派?」といったライトな二択質問にワンタップで答えるだけで、自分が多数派か少数派かを知ることができる2025年5月頃リリース予定の「ワンタップ価値観リサーチ」コンテンツです。
質問は日常的で身近なテーマばかりで回答するだけでも楽しく、自分の傾向や考え方に気づくことができるもの。また、他の学生の回答やコメントを見ることもできるため「こんな考え方もあるんだ」と、新たな視点に触れることも可能です。
多くの学生が参加することで、リアルな若者の価値観やトレンドを集めたデータベースとしての役割も期待されます。
「ヒャクトーク」だらだらおしゃべりが導く想定外の出会い
「ヒャクトーク」は「目的も気づかいもない、だらだらとしたおしゃべり」をテーマにした6月頃にリリース予定のオンライン対話コンテンツです。異なる大学や地域に住む学生同士がオンライン上でその場限りのグループを組み、気軽に会話を楽しめます。
特定の目的を持たないからこそ初対面の人とでも自然体で話すことができ、「普段の自分」や「思いがけない興味」に出会える時間になるでしょう。他愛のない会話を通じて、他者の考え方に触れることができるのも大きな魅力です。
動画や音声を“ながら聴き”するのではなく、自ら会話に参加してリアルタイムで交流するスタイルにより、「言葉にする力」や「他者とつながる力」を育むことができそうです。
「学生編集部」や広告展開も通じてブランドを多角的に構築
マイナビではこうした新コンテンツに加えて、「学生編集部」といった参加型の取り組みも行っています。2024年度には全国から200名以上の応募が集まり、その中から選ばれた24名の学生が編集部メンバーとして活動しました。
「サウナ」「ゲーム実況」「城」「出会い」など、学生たちの“好き”をテーマに取材・執筆を行い、自分の価値観を深掘りする機会となりました。記事作成を通じて、自己理解だけでなく表現力や発信力も育まれたとのこと。1期生は2025年3月に卒業し、4月7日からは2期生の募集が始まっています。
また、2025年4月7日(月)より、交通広告やオンライン広告を通じた大規模なプロモーション展開もスタート。ブランドフィロソフィー「マイウェイはひとつじゃない」のもと、気負わず自分らしく生きる若者の姿を描いたビジュアルで、学生に寄り添う世界観を表現しています。
「就職情報サイト」から「可能性をひらくプラットフォーム」へ
「10代からのマイナビ」は、キャリアに直結する情報を伝えるだけのサイトではありません。学生が自分の価値観に気づき、他者とつながることで視野を広げる“きっかけ”を提供するプラットフォームです。
「えびのしっぽ」で自分の傾向に気づき、「ヒャクトーク」で他者と出会い、「学生編集部」で表現する。これらの体験を通して、学生は自然と将来のヒントや自分らしいキャリアの在り方を模索できるでしょう。
社会の正解が一つではなくなったいま、マイナビは「自分だけの軸」を見つけるための場を提供することでキャリア支援の新たなあり方を提示しています。「就職情報サイト」という枠を超えたマイナビの挑戦に、これからも期待が集まります。
その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

0