「Go Wild」 ランニングで“ハイ”になる様子を描いたPumaのCM
スポーツアパレルブランド大手のPumaは、プロアスリートからカジュアルな運動に取り組む一般ユーザーまで幅広い層からの高い支持を集めています。特にランニング界隈においてはナイキやアディダスをはじめとした競合ブランドと肩を並べるほどの人気を得ており、多くのカジュアルランナーたちの足元を日々サポートしています。そんなPumaならではの切り口でランナーへのエールを込めた大型のブランディング動画が公開されました。
“Go Wild(野生的に生きよう)”という動画で描かれるのは、のんびり過ごそうと思っていた人たちがささいなきっかけでランナーとしてのスイッチが入ってしまい、結果的にハードなトレーニングに取り組む様子です。
「今日こそは朝寝ていようと思ったのに、ランナーズハイになってしまった。この子を寝かしつけようとしていたのに、ランナーズハイになってしまった。職場まで運転しようと思っていたのに、ランナーズハイになってしまった」。自分の意思に反して、いてもたってもいられなくなってしまった人々が思わず身体を動かしてしまう姿を通じてPumaが目指しているランナーにとっての理想的な世界を描いているのです。
チルな雰囲気が印象的な王道CMに見えるこの動画、実はBGMとして使われている楽曲は2000年にラッパーのAfromanがリリースした“Because I Got High”という曲のアレンジで、原曲の方は大麻に関して歌っているのです。
動いていないと気が済まないランナーたちの“ハイ”な気持ちと、元々のアーティストが使っていた“ハイ”の意味こそ大きく異なるものの、あえて真逆の意味合いを持った懐メロを起用することでそのメッセージを際立たせた意欲的なCMでした。
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