「SOZO BOX」想いを伝える贈りもの専門店としてリニューアルオープン

日本郵政株式会社と株式会社JPデジタルが推進する「みらいの郵便局プロジェクト」の一環として2025年3月19日(水)、贈りもの専門店「SOZO BOX(ソウゾウ ボックス)」がリニューアルオープンを迎えました。

JR秋葉原駅近くの商業施設「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」に構えるこの店舗は、“実はくちべた”な人の気持ちを代弁する、想いを届けるギフトの提案を軸にした新しい社会貢献型の場として注目されています。

社会課題に寄り添う拠点SOZO BOX

「SOZO BOX」は、JR東日本グループと日本郵政グループが締結した「社会課題の解決に向けた連携強化に関する協定」に基づいて2024年2月に誕生した店舗。第1弾では「想いを本と一緒に贈る」をテーマにバリューブックスとコラボし、想いを届ける贈りものとして選書された「SOZO BOOKS」が並ぶ書店型の贈りもの体験を提供してきました。

今回のリニューアル第2弾では、より日常的な“贈る行為”を通して「ありがとう」「ごめんね」「がんばって」などの気持ちを軽やかに伝えることに着目。コミュニケーションに悩みを抱えるすべての人に向け、ギフトを通じて想いをかたちにできる体験の場へと進化しました。

JPデジタル調査に見るコミュニケーションの課題

背景にはJPデジタルが実施した「日々のコミュニケーションに関する調査」があります。調査によれば、69.3%が「誰かとのコミュニケーションに悩んだ経験がある」と回答。

また「普段人と接するのが好き」と答えた人の中でも、76.5%が「大切な場面で気持ちをうまく伝えられなかった経験がある」としています。つまり、饒舌な人でも“実はくちべた”になる瞬間があるとのこと。

こうしたリアルな声に耳を傾け「伝えづらさ」に寄り添うのが、今回のSOZO BOXのリニューアルです。

キュレーターが提案する日常の“贈る”シーン

店舗には、雑貨コーディネーターのオモムロニ。氏や文筆家の甲斐みのり氏をはじめとしたキュレーターが選んだ「贈るきっかけ」となるアイテムが並びます。たとえば「これからもよろしくね」の気持ちを込めたリブソックスや、「気をつけて!」の気持ちを届ける旅する紅茶など、小さな贈りものに大きな気持ちを込める提案が数多く展示されています。

店内では、新生活で「初めまして」を伝えるときなど日常の具体的なシーンが設定されており、気持ちに寄り添うギフト選びをサポート。贈ることに不慣れな人でも直感的に選べるような工夫が施されています。

「ラッピングBAR」で贈りものに気持ちを添えて

人気コンテンツ「ラッピングBAR」も大幅に拡充。500円で使い放題のラッピングコーナーでは、TOUCH & FLOWがセレクトしたメッセージアイテムやスタンプ、ふせん、シール、シーリングスタンプが150種以上そろい、まるで自分だけの包装デザインを作るような楽しさが味わえます。

さらにオリジナルメッセージカード生成サービス「Message Flower」では、気持ちを選択するだけで、デザインや色が変わる1,000万通り以上の組み合わせの花のカードを作成可能。ラッピングもメッセージも、自由に“気持ちを込める”体験ができます。

贈るきっかけになる「きもち湯」プロジェクト

リニューアルを記念した取り組みとして「SOZO BOX×健美薬湯」のコラボ入浴剤「きもち湯」が期間限定で登場。全8種の香りには、それぞれ「ありがとう」「がんばって」「すき」などのメッセージが込められ、言葉にするのが難しい気持ちを香りに託して届けることができます。

加えて、3月19日(水)から4月6日(日)までの期間限定で「春のきもち交換サービス」も実施。“言えなかった(けど伝えたかった)気持ち”を専用用紙に記入すると、その気持ちに合わせた「きもち湯」がもらえる、まさに「気持ちをギフトにする」体験です。

新しいコミュニケーション支援の形

この「SOZO BOX」リニューアルは、単なる店舗改装にとどまりません。郵便という“届ける”インフラに長けた企業が「気持ちを伝える」新たな方法を模索し、社会全体のつながりを育もうとするCSRの実践です。

オンラインで即時に言葉をやりとりできる時代だからこそ、贈るという「アナログな営み」に込められる真心や、相手のために時間をかける尊さに、あらためて光が当たっている本施策。「実はくちべた」なすべての人へ……SOZO BOXは、そんな気持ちにそっと寄り添って新しいかたちのコミュニケーション文化をつくり続けています。

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