\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<2/3-2/9>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、引越し侍、藤田観光と日清食品、サンリオ、ロート製薬、TOPPANの事例紹介記事をまとめてお届けします。

1.「引越し侍は引越し業者ではありません」ならば、何なのか?–謎を呼ぶTV-CMの舞台裏とその成果

引越し侍は、毎回、ユニークなCMクリエイティブに定評がある企業。今年の1月中旬から3月初旬にかけてO.A.された本TVCMは、「引越しするなら引越し侍」のフレーズを15秒間繰り返し歌うというもの。

しかし、最後は「引越し侍は引越し業者ではありません」という謎のメッセージで締めくくられ、認知欲求をかりたてられた視聴者がネットで検索する流れが生まれました。これにより、指名検索数は前年同期比2.6倍にも伸びたのだとか。本クリエイティブの狙いやこだわり、バズを意識したプレスリリース・PRの手法やその成果を、株式会社引越し侍 代表取締役社長 熊澤博之さんに伺いました。

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[当記事はPR EDGEの前身「AdGang」を運営する株式会社PR TIMESの事例です]

2. “朝どん兵衛”を提案! 朝食が定評の新宿ワシントンホテルに世界初「どん兵衛ルーム」誕生

藤田観光が展開する新宿ワシントンホテルでは、日清食品株式会社の「日清のどん兵衛」 とコラボした世界初のコンセプトルーム「どん兵衛ルーム宿泊プラン」を期間限定で販売します。販売期間は 2025年1月27日(月)から3月12日(水)まで、宿泊期間は2月17日(月)から3月15日(土)までです。

ベッドを「うどん」に見立て、その上に「おあげ」や「かまぼこ」をかたどったクッションをトッピングした内装に。宿泊した翌朝は、ワシントンホテルグループ自慢の朝食ビュッフェで“朝どん兵衛”も楽しめます。

さらに、プラン特典として、日清のどん兵衛シリーズ4品と「ふっくらおあげポーチ(非売品)」がセットになったお土産グッズも用意。寝ても覚めても、どん兵衛の世界にどっぷり浸ることができます。

日清のどん兵衛のヘビーユーザーを対象に実施した調査では「だしの味がほっとするから」、「やさしい味わいだから」といった理由で、93%の人が「朝にどん兵衛を食べたい」と答えたとのこと。今回、“早起きしたくなる、朝ごはん。”がコンセプトの朝食に定評のある新宿ワシントンホテルとのコラボが実現したそうです。

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3. 乗客を励まし電車内の空気をポジティブにする、サンリオ発の「はなまるおばけラジオ」

株式会社サンリオが、首都圏のJR主要10路線とゆりかもめの車両サイネージの番組配信プラットフォーム「TRAIN TV®(トレインティーヴィー)」にて、新番組『はなまるおばけラジオ』を2025年1月27日(月)から2月16日(日)まで放映しています。

2023年にデビューしたキャラクターの「はなまるおばけ」は、「2024年サンリオキャラクター大賞」で初エントリーにもかかわらず14位にランクインするなど人気上昇中。「今日もがんばった“あなた”にハナマルをくれる、不思議なおばけ」をコンセプトに、日々の生活をはげましてくれるメッセージが特徴です。

今回スタートした車両内での放送では、通勤や通学などで乗車する人々が前向きな気持ちを感じられる「今週の運勢」や「お悩み相談」のコーナーを放送しています。

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4. ロート製薬「メラノCC®」が銭湯をジャック! 若年層へのアピール狙う

ロート製薬株式会社の人気ブランド「メラノCC®」が、銭湯「松本湯」とコラボレーション。2025年1月24日(金)から2月24日(月)の期間限定で「#自分らCさ」をコンセプトにしたイベントを開催しました。

今回のイベントでは、お風呂やサウナでリラックスしながら「メラノCC®」の化粧水や美容液、洗顔料などをお試しで使用できる場が設けられています。また、レモンの香りがただようオリジナル入浴剤を使用した「変わり湯」や、ブランドイメージのアロマを使ったロウリュも体験も可能です。

館内のあらゆる場所に掲示された「メラノCC®」の装飾が唯一無二の世界観を作り上げており、まさに「ジャック」という言葉がぴったりの空間に仕上がっています。加えて、来場者限定のガチャガチャや、人気アーティストのキャラクター「スケータージョン」とコラボレーションしたグッズの販売など、入浴体験を越えた幅広い企画も用意。さらに「#メラノCCな湯」をつけてSNSに投稿すると、ここでしか手に入らない限定ステッカーがプレゼントされます。

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5.下北沢で日本の香文化を体験! TOPPANが「言葉でつなぐ、私と香り展」を開催

TOPPAN株式会社は、日本の香文化振興を目指して、「言葉でつなぐ、私と香り展」を2025年2月5日(水)から2月11日(火)、下北沢のBONUS TRACK GALLERYで開催します。

近年、経済・社会情勢の変化により、生活文化や国民娯楽に関わる人々が減少し、伝統産業の衰退が懸念されています。本企画展は、文化庁の「令和6年度生活文化創造・戦略展開事業」の一環として、日本の伝統である香文化を体験できる機会を創出するものです。

約1400年の歴史を持つ日本の香文化。お香は仏教伝来とともに日本に伝えられ、平安時代には貴族の教養に、鎌倉・室町時代には武士の嗜みになり、江戸時代には芸道として確立しました。その魅力は香りそのものにとどまらず、香席での作法や四季・文学を題材にした遊び、香道具の意匠などにも広がります。

また、古来から和歌や漢詩などに「香り」が多く登場することから、「言葉」との深い関わりがあるとされています。本展では、創業300余年の香老舗・松栄堂が特別に制作したお香と、現代の直木賞作家・千早茜氏の言葉が融合した来場型インスタレーションをメイン展示として展開。さらに、来場者自身が香りと言葉を自由に組み合わせ、自分だけの香りの栞を作成できる体験型企画も予定しています。

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以前も注目を集めた引越し侍やメラノCCに再度注目が集まった結果となりました。

そのほか、体験や映像といったコラボ施策が新たに登場、さまざまな切り口の施策がたくさん読まれたようです。

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