千代田区が大河ドラマ「べらぼう」に合わせた観光プロモ実施、SNSで若年層にアプローチ

一般社団法人千代田区観光協会は、2025年1月から放送を開始したNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に合わせ、区内の観光資源を活用した観光プロモーション「江戸のメディア王 蔦重×ポップカルチャーの中心地 千代田区」を2025年2月6日(木)より開始しました。

大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎は、江戸時代に版元として浮世絵の黄金期を築き、出版業の礎を築いた人物。書籍の広告においても、現代でいう企業とのタイアップや著名人を起用した宣伝など、当時としては革新的な手法を取り入れていました。

そんな蔦屋重三郎が活躍した時代の権力者・田沼意次にとって、千代田区はゆかりの地。また、ドラマ内でたびたび登場する政治の中枢「江戸城」が千代田区にあったことに加え、浮世絵をはじめ日本で最も古書が集まる神保町古書店街や、日本を代表する出版社が集積する神保町、さらにはポップカルチャーの中心地・秋葉原も千代田区内に位置しています。これらのつながりを生かし、今回の観光プロモーションを企画しました。

第1弾として、大河ドラマの登場人物にちなんだ現代ショートドラマを、2月9日(日)より公式Instagramおよび公式TikTokで順次配信。初回となる第1話『諦めない男』では、TikTokフォロワー数14.7万人のお笑いコンビ・シネマンガのおざき映画館さんが、「蔦重のようにポジティブで諦めないキャラクター」を演じるラブストーリーを公開しました。このショートドラマは全6話のオムニバス形式で、大河ドラマの放送に合わせて日曜日に配信予定です。

ショートドラマの撮影は、区内の観光スポットや大学などのさまざまな場所で行われ、さらに区内大学の学生もエキストラとして参加。地域のリアルな空気感を映像に落とし込んでいます。

また、公式Instagramや公式TikTokを活用することで、千代田区の歴史や文化を新たな切り口で伝える狙いも。若年層を含む幅広い世代に千代田区の魅力をアピールし、観光の活性化につなげる取り組みになりそうです。

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