\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<11/25-12/1>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、講談社、中野区、大塚製薬、パーソルホールディングス、セブン銀行の事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. ファン大歓喜!『宝石の国』著者が色鉛筆で描き下ろしたイラストが話題の最終巻記念広告

月刊コミック誌「アフタヌーン」(講談社)で2012年に連載を開始した市川春子氏による漫画『宝石の国』が、2024年6月号で12年の歴史に幕を下ろし、ついに完結。そして、数か月にわたる準備期間を経て2024年11月21日(木)にコミックス最終第13巻が発売されました。

この特別な節目を記念して、講談社は大規模な広告キャンペーンを実施。渋谷駅(東京都)、大阪梅田駅(大阪府)、講談社社屋の3か所で掲出される大型広告は、著者自らが色鉛筆で描き下ろした特別なイラストを使用しており、多くのファンや新規読者に向けたメッセージが込められています。

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2. 高須院長の「YES!」が炸裂!にしたんクリニックの展開する新TVCMの斬新な広告戦略

にしたんクリニックの新TVCM『YES!にしたんクリニック』篇が、2024年11月25日(月)から全国で放映開始されました。

本CMでは美容外科クリニック「高須クリニック」の総括院長である高須克弥さん、モデルでタレントのアン ミカさん、お笑いトリオ「3時のヒロイン」という豪華キャストが出演し、フラメンコダンスを通じて視覚的にも聴覚的にも印象に残る演出を展開。2021年5月に放映された『フラメンコ』篇を踏襲しながら、さらに進化したストーリーと独自の演出が注目されています。

今回のCMは、にしたんクリニックの非常勤医師として迎えた高須克弥さんが自らヘリコプターの操縦席に座り、「YES!」というキャッチフレーズを連呼するシーンが見どころのひとつ。この象徴的なフレーズは高須さんの存在感を際立たせると同時に、視聴者の記憶に強く刻まれる仕掛けとして機能しています。

加えて、アンミカさんがフラメンコの先生役として登場し、3時のヒロインを熱烈に指導。今回3時のヒロインは前作よりも難易度の高いフラメンコダンスとタンバリンパフォーマンスに挑戦しており、ユーモラスなイメージを持つ彼女たちの真剣な一面を垣間見ることができます。

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3. 窯場の煙突が巨大キャンドルに!伊万里焼の創業350周年を盛り上げるクリスマスイベント

佐賀県は、2025年に創業350周年のメモリアルイヤーを迎える伊万里焼と、その産地である伊万里大川内山を盛り上げるため、伊万里焼とキャンドルをテーマにしたイベント「イマリ・キャンドル・クリスマス」を2024年12月2日(月)より佐賀県 秘窯の里大川内山で初開催。

門外不出の製作技法で作り出され、過去には将軍家などにも献上されてきた伊万里焼。2025年に創業350周年のメモリアルイヤーを迎えることから、伊万里焼の価値と大川内山の地を若い世代を中心に知ってもらい、ファンを増やすべく、今回のイベントが誕生したとのことです。

12月2日(月)から12月25日(水)までの期間中、最高級のやきものを作り出した秘窯の里大川内山のシンボルである煙突が、高さ約10メートルの巨大な「えんとつキャンドル」に変身。冬の町やイベント全体を明るく照らします。

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4. ゼンデイヤが語る人生の秘訣。スニーカーブランドの哲学的なCM

2024年に超大物ハリウッドセレブのゼンデイヤとのパートナーシップを発表したスイス発のスニーカーブランド・On。本格的なアスリート向けの商品からカジュアルなタウンユースを想定した商品までさまざまなスニーカーを展開する同社は“Move(動こう)”というキャッチコピーをテーマに宣伝活動を行っています。ゼンデイヤをアンバサダーとして起用して以降も統一されたメッセージで人生を豊かにするためのヒントを発信し続けています。

新たに公開された3本のCMでは、ゼンデイヤの人生哲学が“動く”という切り口で紹介されています。「毎朝犬の散歩をしながら外の空気を吸うの」と文字どおりの運動について言及するパターンや「自分の心理的安全性が保証されている領域から一歩踏み出してみるの。そうすると自分が成長する気がするから」と概念として“動く”ことの重要性について説いています。

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5. 麺を食べないGACKTさんが推す焼そばとは?「日清焼そば」新CM公開

 

日清食品株式会社は、シンガーソングライターのGACKTさんを起用した「日清焼そば」の新TVCM『GACKTと神の粉末ソース』篇を公開しました。

「日清焼そば」のパッケージの後ろから登場するGACKTさんの手に握られているのは、焼きそばではなく「粉末ソース」の小袋。GACKTさんは、堂々とダイナミックな身振り手振りを交えながら、焼きそば自体の美味しさではなく、粉末ソースの素晴らしさを熱く語ります。

おなじみのワイングラスで粉末ソースをテイスティングするGACKTさんは、「エキゾチックで、複雑で、非常にスパイシー」な粉末ソースの香りや味わいを『神の粉末』と表現します。

今回のCMでは、「日清焼そば」の商品全体ではなく、人気の「粉末ソース」の魅力を訴求。スパイスの効いた中毒性のあるその味から、同商品の粉末ソースがSNSで『神の粉末』と呼ばれていることに着目し、商品のメインである麺の訴求を一切せずに、粉末ソースの訴求に振り切るアイデアは、消費者の共感を呼び、競合商品との差別化にも繋がりそうです。

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『宝石の国』は先週に引き続き、多くの方に読まれる注目の事例となりました。

その他は、新たにご紹介した国内外の事例が登場。季節性の高いイベント施策もありますが、インパクト大な映像から、ストーリー性あふれるCMなどCM映像事例により注目が集まったようです。

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