JR西日本が贈るリアル謎解き!SNS投稿がヒントの新感覚イベント「この駅で待ってる」

株式会社JR西日本イノベーションズは、2024年11月に地域コンテンツを軸にした体験型サービス「街ハック!」を展開する株式会社休日ハックと共同で、JR神戸線にて架空のフリー芸人を題材にしたリアル謎解きイベント「この駅で待ってる」を、某日に1日限定で開催します。

本施策は一般社団法人うめきた未来イノベーション機構が提供するオープンイノベーションプログラムにおいて、「“新しい鉄道旅行の移動体験”を創出するアイデア」をテーマに、リバースピッチを開催する中で協業を決めた休日ハックと開発した新感覚イベントであり、地域の魅力発信と鉄道利用の促進を目指す取り組みです。

イベントの概要

本イベントは神戸線の駅や電車内で姿を消した「ニシマチ」のメンバー・町田を、相方である西のSNS投稿をヒントに開催日時や開催場所を推理するところから始まります。


ボケ担当:西 淳弥


ツッコミ担当:町田 秀明

西は「みんな、助けて!相方がいなくなった!」とSNSで緊急SOSを発信。参加者は町田が失踪前に残した「ライブ当日にこの駅で待ってる」とのメッセージと、西のX(旧Twitter)アカウントに投稿されるヒントを頼りに、どの駅で町田が待っているのかを推理しながら駅周辺を探索します。

本施策は初めて神戸線を訪れる人はもちろん地元住民にとっても、SNSを用いた謎解きを通じて非日常の楽しさを体感できる点が魅力的に映り、「ちょっと行ってみようかな」と興味をかき立てられそうです。

リアル謎解きとSNS活用の相乗効果

参加者は西のXアカウントを通じて逐一提供される情報を追うことで、自らが事件の解決に関わっているような臨場感を味わえます。SNSを活用してリアルタイムで情報が共有される状況は、現地での盛り上がりと一体感につながるでしょう。

また、参加者がイベント体験をSNSに投稿することで、他のSNSユーザーにもイベントの魅力が伝わっていけば、JR神戸線の認知度も広がることが期待されます。

地域活性化と鉄道利用の促進

本施策は地域コンテンツを活かして、駅やその周辺施設に足を運びたくなる動機を提供し、鉄道利用の促進と地域の活性化を目指しています。謎解きという体験型のコンテンツとして提供することで、駅や鉄道を単なる移動手段としてではなく冒険や発見の場として楽しんでもらい、訪れること自体が特別な体験となるよう工夫されています。

このような取り組みは地域経済の活性化にもつながり、訪れる人々が増えることで地元の特産品や観光地に触れる機会も広げていくはず。イベントをきっかけに訪問者が増加すれば、周辺の飲食店や観光スポットの利用も増え、地域に対する経済効果がさらに期待できます。

今後の展望と影響

今回のイベントは地域密着型のコンテンツである鉄道とSNS、リアル謎解きを組み合わせた新しい試みであり、鉄道利用の価値を再認識させてくれそうな施策。今後、SNSとリアルイベントを組み合わせた体験型イベントは、その汎用性の高さから他地域や観光業界にも広がっていくことが予想されます。

この先、鉄道を軸にした地域活性化の取り組みは、観光促進や地域経済の発展において重要な役割を担う施策となるかもしれません。

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