王子ネピアが「ベタベタ飯MAP」を公開。食べ物のベタベタ感に着目した販促施策
王子ネピア株式会社は、手がベタベタになるけどおいしい一品「ベタベタ飯」を日本地図に記した「wetomoと食べたい 勝手にベタベタ飯MAP」を公式サイト上で公開しました。本企画は新発売のウエットティッシュ「nepia wetomo(ウエットモ)」を使い、ベタベタ飯を楽しむ際の利便性と楽しさを消費者に提案する販促施策です。
本能を呼び覚ます「ベタベタ飯」の魅力
食べにくさがありながらも「人間が本能的に求める要素」が詰まっていると言われている「ベタベタ飯」。管理栄養士でフードコーディネーターの渥美まゆ美氏は、ベタベタ飯に含まれる糖や脂はエネルギー補給と幸福感を与えるだけでなく、視覚的なシズル感により食欲を刺激すると指摘しています。
渥美まゆ美氏
渥美氏によればベタベタ飯を通じて脳に直接働きかけ、食べ物への好奇心が引き出されるとのこと。ベタベタする料理を手でつかんで食べることは、子どもにとっても五感をフルに使って楽しめる経験となるだけでなく、誰かと一緒に食べることでより楽しい食事体験へと昇華させる効果もあるそうです。
王子ネピアは本施策で、このような“本能を呼び覚ます食事”に「wetomo」を併せて提案して消費者の食事シーンに入り込むことで「食べにくさを気にせず楽しめる体験」の提供を実現しています。
ベタベタ飯MAPの概要
「ベタベタ飯MAP」は、日本各地のベタベタしがちな料理をリストアップし、食べる際にどうしても手が汚れてしまうものの、その魅力から食べたくなる一品を集めた地図。
例えば岡山県の桃、北海道のよいとまけ、横浜市の小籠包など、全国の名物がリストに含まれており、手が汚れる料理と「wetomo」を組み合わせた新しい食体験を提案しています。
北海道のよいとまけ
なお、今回の「ベタベタ飯MAP」は、全国の地方新聞社が厳選した逸品を集める「47CLUB」とコラボした施策。47CLUB編集部は「ベタベタ飯のツヤやテリ感は視覚的な訴求効果があり、つい、食べてみたいといった衝動に駆られるものです」と説明しています。
実際に「47CLUB」の年間ランキングでは、ベタベタ飯の王道でもある「みたらし団子」が上位にランクイン。王子ネピアはこの視覚的な訴求力も含め、ベタベタ飯を楽しむシーンから「wetomo」を活用する場面を消費者に想起させることが狙いにありそうです。
SNSでの拡散を狙った仕掛け
さらに、2024年11月1日(金)からは「wetomoと食べたいベタベタ飯キャンペーン」として、全国の“ベタベタ飯”を楽しむ体験を広めるSNSキャンペーンを実施。
公式アカウントをフォローしてリポストすることで「wetomo」を毎日抽選でプレゼントするほか、「#wetomoと食べたいベタベタ飯」とハッシュタグをつけて自分のおすすめベタベタ飯を投稿すると、抽選で「wetomo」4種詰め合わせが当たるダブルチャンスも用意されています。
このSNSを通じた拡散により、消費者間で「wetomo」とベタベタ飯が話題となり、プロモーションの相乗効果が狙えそうです。
今後の展望
王子ネピアの「wetomoと食べたい 勝手にベタベタ飯MAP」と「wetomoと食べたいベタベタ飯キャンペーン」は、手が汚れるけどおいしいベタベタ飯とウエットティッシュの組み合わせを通じて、食事を楽しむ新しい体験を提供するプロモーション。
マイナスイメージとなりそうなベタベタ感を逆手に取り「wetomo」の魅力を発信することで、同商品が食事を楽しむパートナーとして浸透することが期待されます。
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