中吊り広告で車内と世の中を明るく!名古屋鉄道の「うえむくとうわむくプロジェクト」
名古屋鉄道は、電車内の中吊り広告を活用し、今までになかったようなアイデアを加えた“アイデアのある”中吊り広告で世の中が上向くきっかけになる「うえむくとうわむくプロジェクト」を2024年10月28日(月)からスタートします。
このプロジェクトでは、中吊り広告枠を活用し、“アイデアのある”中吊り広告で「中吊りを見る(うえむく)と、気持ちや世の中が良くなる(うわむく)」きっかけになるようなメッセージを展開していくとのこと。また、従来の中吊り広告ではなかったアイデアの光る中吊り広告を制作することで、可能性を広げ、広告媒体としての価値向上も図っていくそうです。
プロジェクト第1弾では、花卉(かき)出荷量全国1位の愛知県内でも課題となっている「フラワーロス」の問題に対して、廃棄予定の生花を活用した「MORE FLOWER」を実施します。ほんの少し茎が曲がっていたり、予定より早く咲いてしまったりして捨てられるはずだった規格外の花を生まれ変わらせた取り組みです。
規格外の花を農家から買い取り、ドライフラワーにアップサイクルすることで新たな価値を生み出しているドライフラワーフローリスト・堀 祐次郎氏と連携し、運行する1編成内で真空パックに入れたドライフラワーを使用した中吊り広告を掲出します。また、掲出後には再度回収して希望者に持ち帰ってもらう予定とのことです。
中吊りの「うわむく」と世の中の「うわむく」をかけたコピーも素敵ですが、さらにフラワーロス解消という社会的価値の創造にも取り組む名古屋鉄道の施策。本物のドライフラワーを使うことで、電車を利用する通勤・通学時に見上げて癒されそう。さらに掲出後の無料配布により、家庭にも彩りを加えてくれます。第2弾以降はどんな中吊り広告が掲出されるのか、これからも楽しみな広告事例でした。
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