愛称は“カルビー” タイで親しまれている日本の人気スナック菓子がリニューアル!
カルビーが販売するかっぱえびせんは、タイ国内では40年にも渡って“カルビー”という愛称で親しまれてきました。“かっぱえびせん”や“えびせん”が言いにくいのか、はたまたパッケージ上、商品名よりも大きいフォントでメーカー名が記載されていたのか、理由は定かではありませんが、社名が呼称として広まっていたのです。
この事態を受け、現地のカルビーはパッケージデザインごと変える大規模なリブランディング施策を敢行。これまでの“カルビー”という愛称から“えびせん”への切り替えを促すため、日本人観光客とタイ人のコンビニ店員が繰り広げる謎の攻防戦を描いたCMを公開しました。
コンビニを訪れた観光客がレジの店員に「えびせんをください」と言うと「そんなものはない」と返されてしまいます。何度かこのやりとりを繰り広げた後、店員が「あんたもしかしてカルビーのことを言っているのかい?」とコメントします。ここでカルチャーショックが生まれたかと思いきや、かっぱえびせんの正しい呼び方を巡った謎のバトルが始まるのです。
頑なに“えびせん”と呼ばないタイ人と、なんとかして“カルビー”という呼び方をやめさせようとする日本人。そんな平行線の2人は最終的にかっぱえびせんのおいしさを共有することで意気投合し、コンビニ店員の女性がカメラに向かって「えびせん」と言い放つシーンで動画は幕を下ろします。
国によって呼び方が変わるという“あるあるネタ”にフォーカスし、コミカルながらも大規模なリブランディングを仕掛けた大胆な施策でした。
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