日ハム選手の折れたバットをクラフトビールに!?ファンと共に行う日本初のアップサイクル
株式会社ヤッホーブルーイングは、松本剛選手、田宮裕涼選手など6人の北海道日本ハムファイターズ選手が使っていた折れたバットを一部原料に、ファンとクラフトビールを共創するプロジェクトを実施します。
日本のプロ野球および大学野球の公式戦では、1年間でおよそ10万本以上の木製バットが使用されているとのこと。資源を循環利用する取り組みとして、木製の箸や箸置きなどへの再利用が行われてきたそうです。今回、ヒビが入るなど破損したバットを譲り受け、バットを原材料に使ったクラフトビールづくりを初めて実施します。
プロジェクトでは、10月19日(土)にバットの加工作業体験イベントを開催予定。ファンはビール原料となる選手のバットに実際に触れられるほか、今回のプロジェクトの紹介や交流会でのビール提供も受けられるそうです。また、11月下旬には先行試飲会を実施予定とのこと。
完成したビールは、11月30日(土)開催予定のファイターズファン感謝祭「F FES 2024」に合わせて提供開始します。
日本のプロ野球で使用されたバットを原料に使用したビールづくりは、今回が初めて※とのこと。廃棄になるはずだった食品からビールを作るCSR施策はいくつか思い浮かびますが、バットも原料としてビールに生まれ変われることに驚いてしまいます。ビールづくりのため、バットの汚れや塗装等を落とす加工作業などにファンを巻き込むことで、多くの人から注目される施策に。さらに「選手のバットを手に取れる」という、ファンにはたまらない仕掛けとなる点もお見事です。
※2024年9月 ヤッホーブルーイング調べ
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