商品が登場しないCM!?東芝ライフスタイルが新ブランドCMを公開
生活家電などの開発・製造・販売を行う東芝ライフスタイル株式会社は、アンバサダーである俳優の反町隆史さんを起用した新CM「レッドスクエア登場」篇をオンエア開始しました。
CMには、商品である家電が一切登場しません。代わりに反町さんの隣で家電のようなサイズ感で佇むのは、「レッドスクエア」と呼ばれる赤の立体物。「レッドスクエア」は、ブランドステートメントである「タイセツを、カタチに。」という言葉の語尾に必ず添えられているブランドシンボルで、情熱やあたたかさ、実直さや安心感を表現しています。
まずは、白の背景に横長の「レッドスクエア」が登場。「なんの形だろう」と疑問に感じるのも束の間、リモコンの「ピピッ」という音と、ソファでくつろぐ反町さんの姿から、エアコンを表現していることが分かります。「レッドスクエア」の冷蔵庫から食材を取り出すシーンでは、トマトの新鮮さに満足げな表情を浮かべる反町さんの姿が印象的です。シンプルなセットの中でも、どんな家電を使っているのかイメージできる反町さんの名演技が光ります。
洗濯機に寄り添う反町さんからは、洗い上がりを待つ期待感が感じられます。そして細長い「レッドスクエア」を掴むと、掃除機のように床掃除を始める反町さん。その性能に思わず驚きの表情を見せます。さらにオーブンレンジで作った料理を出す反町さんは、なんだか誇らしげな表情。
あえてシンプルなビジュアルを用いることで、表情への注目度が上がり、家電を使ったワクワク感や、家事を楽しんでいる様子が強調されています。
商品を抽象的な「レッドスクエア」で表現することで、商品の機能面や便利さではなく、商品が消費者に与えるベネフィットや豊かさを描いている本CM。
「誰かにそっと寄り添う気持ち。ささやかな幸福に満たされる気持ち。そんな想いが増えることを、豊かさと呼びたい。」というメッセージを直感的に伝える企画で、ブランドイメージの差別化が期待できそうです。
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