気に入った旅先、その場でふるさと納税。デジタルの力で地域経済活性化

岩手県盛岡市では、2024年8月1日より株式会社ギフティが提供する「e街プラットフォーム®︎」を利用した「旅先納税®︎」が開始されます。

「旅先納税®︎」はスマートフォンを通してふるさと納税ができ、出張や旅行の旅先で自治体に寄附ができるサービスです。寄附は約5分ほどの簡単な手続きで行うことができるため、観光や体験などで地域に魅力を感じたタイミングでその場ですぐに寄附が可能で、参加者や寄付額の増加が期待できます。

さらに「旅先納税®︎」では、返礼品として、市内加盟店で利用可能な電子商品券「もりおかe街ギフト」を受け取ることができます。即時発行され、スマートフォンで利用できる電子チケットのため、旅行中の買い物や食事ですぐに使用可能です。

通常のふるさと納税では、返礼品として地域の農産物や特産品などが贈られることが多く、高額すぎる返礼品などがたびたび議論となってきました。一方の「旅先納税®︎」では、すぐに使える電子商品券を発行する仕組みで、その地域での購買行動を促進。地域経済への相乗効果が期待でき、旅行中に寄附できるというメリットを最大限に活かすよう工夫されています。

盛岡市は歴史的な建造物や「わんこそば」「盛岡冷麺」といった知名度の高いグルメなどで人気の観光地です。夏の旅行や帰省が増えるこの時期、利用者のモーメントを捉えたデジタル寄附サービスの導入により、地域活性化にどのような効果が生まれるのか楽しみな施策がありました。

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