極めてシンプルだけど鮮やか アシックスのコントラストが際立つ映像
軽いランニングからハードなワークアウト、タウンユースに至るまでさまざまなシーンで活躍するスポーツブランドのアシックス。そんな同社のミニマルながらもカラフルなラインナップの魅力を詰め込んだCMがアジアマーケットで公開されました。2024年パリオリンピックに合わせて各社が広告を打つ中で、少し異なるアプローチで自社のアピールを行なっています。
白い壁と床、そして無機質な大道具が逆に目立つ抽象空間を舞台に撮影された動画では、無数のアスリートたちがストレッチをしたりランニングをしたり、カメラに向かってスニーカーの側面を見せたり、とにかくアクティブな様子が映し出されています。
その多くがいわゆるトップレベルのアスリートを彷彿とさせるような人ではなく、一般の視聴者も自己投影ができるような等身大のスポーツ愛好家風のキャストとして起用されているのです。
色数が少なかったり、BGMもミニマルテクノだったり、とにかくミニマルな世界観で演出された動画ですが、商品自体が鮮やかなカラーリングであるため逆にそのコントラストが印象的でした。要素を極限まで減らすことであえて存在感を際立たせたブランドCMと言えるでしょう。
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