大海原で海賊が発見したのは――美麗なCGを駆使したAmazonの施策

BtoB向けの商品を販売するAmazonのサービス・Amazonビジネスは、事業運営に必要な備品を良心的な価格とシンプルな決済方法で調達できるメリットを打ち出したCMを公開しました。BtoCで圧倒的な知名度を誇る同社だからこそ、あえて海賊というサービスそのものとは距離の遠いアイコンを軸にすることで、不思議と興味を引くような映像に仕上がっています。

主人公を務めるのは、とある海賊船の船長。遠くに見える船から備品を補給しようと画策するも、それを実行するためには謎の事務手続きや膨大なマンパワーが必要であることが発覚します。頭を悩ませる船長がたどり着いたのは、Amazonビジネスのページでした。指先一つで簡単に備品を調達でき、その間乗船しているクルーたちは航海にとってより重要なことに集中できたようです。

海賊とAmazonという2つの相反する概念だったとしても、高い知名度があるからこそ視聴者に混乱を招くことなくしっかりとメッセージを伝えることに成功しています。企業の経営者を海賊船の船長にたとえ、果てしないビジネスのフィールドを美麗なCGで大海原にたとえたCMは、Amazonらしさを保ちつつ新しい表現手法に挑戦した意欲的な施策でした。

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