アスクル、新商品「Go Ethicalつながる天然水」で飲料ロス削減を実現

アスクル株式会社は、出荷前の「飲料ロス」を削減するための新商品「Go Ethicalつながる天然水」を、2024年7月から数量限定で発売。製造工程でボトルの外見が規格外となった天然水を集め、消費者向けに販売することで廃棄ロスを減らし、環境負荷を軽減することを目指しています。本取り組みは飲料業界の一般的な廃棄習慣に対する挑戦であり、持続可能な社会の実現を推進するものです。

アスクルとグループ会社である嬬恋銘水株式会社は、8ヶ月の検討を経て、このプロジェクトを商品化しました。傷や凹みがあるボトルをふき取り箱詰めして販売することで、消費者に安心して手に取ってもらえるようボトルの規格外品を商品化し継続的に販売することで、消費者と飲料業界に対して環境意識の変革を促すことが期待されています。

本取り組みの背景には、国内の飲料業界における出荷前の廃棄飲料の問題があります。以前まで、ボトルの外見に傷や汚れがあるだけで廃棄されてしまうことが一般的でした。しかしアスクルはこの問題に着目し、廃棄ロス削減を進めるために「Go Ethical」プロジェクトを推進。本プロジェクトは製品廃棄をゼロにすることをスローガンに掲げ、これまでに150万個以上の廃棄削減に成功しています。

「Go Ethicalつながる天然水」は、アスクルの環境保護への取り組みを具現化したものであり、消費者にも積極的に参加してもらうことで、サステナビリティの意識を広める狙いがあります。ボトルは100%リサイクルペットボトルを使用し、ラベルには植物由来原料を75%使用するなど、環境に配慮した製品設計となっています。

アスクルは、今後も「エシカル e コマース」として、生物多様性の保全を含む環境課題や社会課題の解決に積極的に取り組む方針とのこと。消費者にとっても新しい価値を提供し、環境保護の一翼を担うことができる、持続可能な取り組みの好例です。

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