“最高な人生を”コロナビールが描くパリ五輪のアンセムCM
2024年パリ五輪の公式スポンサーとして発表されたアルコールを中心に販売する大手飲料メーカーのAB InBevは、大会の開催に先立ってノンアルコールビールブランドのCorona Ceroを主役にしたアンセムムービーを公開しました。パリ五輪への期待感を醸成しつつしっかりとブランドの世界観やメッセージを打ち出している長尺動画は、Coronaが掲げる“最高な人生を”というキャッチコピーをスポーツ文脈と見事に融合させています。
“For Every Golden Moment(すべての金メダル級の瞬間のため)”というタイトルの動画では、 過去の五輪での名場面を活用しながらさまざまなライフスタイルを送る人々の様子を紹介しています。飛び込み台に立つ選手の様子をアウトドアを満喫する人と照らし合わせたり、長距離走に勝った女性の様子を仲間たちと走る人と照らし合わせたり……アスリートとしての最高の瞬間の集大成とも言える五輪を、何気ない日々を全力で楽しむ人たちで喩えることで多くの人が共感できる内容になっています。
AB InBevのグローバルCMOを務めるMarcel Marcondes氏は「パリ五輪はCorona Ceroの魅力を知ってもらう最高の機会です。リラックスすることの重要性、そして大切な人と何気ない日常を祝う重要性を描いたCMを通じてわたしたちのブランドの理念を知ってもらいたいと思います」とコメント。
4年に1度しか訪れないパリ五輪という絶好のマーケティングモーメントを活かすため、自社の商品カットは少なめにアスリートたちとCorona Ceroとともに人生を楽しむユーザーたちにスポットライトを当てることで、企業主語になりすぎないエモーショナルな動画に仕上げることができたようです。
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