ホテル×環境配慮「アースデイ」事例。地域住民を巻き込むお得なイベントで集客効果に期待

「エースホテル京都」は、2024年4月22日(月)の「アースデイ」に限定イベントを開催します。「アースデイ」とは、地球環境保護への取り組みを考えて行動する毎年恒例の日で、世界中でさまざまなイベントが開催される日です。

エースホテル京都は、京都市内のゴミ拾い活動を行うことに加えて「Anything but the Vase (花瓶以外の入れ物を持参して)」と名付けたイベントの開催を告知しています。ウェディングの会場にもなるホテルでは、婚礼の場を華やかに演出するため多くの花を使用し、それらがまだ美しく咲いている間に片付けなければなりません。同イベントは、そんな役目を終えた廃棄花材を持参した「花瓶以外の入れ物」に活けて持って帰ることができるユニークな取り組みです。

「花瓶以外」とすることで、たとえばワインボトル、ジャムやプリンのガラス瓶など、周辺にある身近なものから入れ物を探す過程が生まれ、アップサイクルを考えるきっかけになります。

ホテルで行われている多くの環境対策は、アメニティのプラスチックパッケージを紙製へ変えることや、食材の廃棄を減らすことなど、基本的にはゲストに向けてホテル側が取り組むものです。同ホテルでも、普段からカードキーや歯ブラシは竹製のものを、ホテル内のカフェでは瓶または紙製カップを使用するなどの取り組みを続けています。

そんななか、廃棄花材のアップサイクルイベントは誰でも気負わず参加できる内容であり、お得感もあるので「行ってみよう」という気持ちにさせるもの。ホテルでありながらも、旅行中の遠方ゲストでなく近隣住民をターゲットにしていることが伺えます。地球について考えるきっかけを参加型で生み出す、街ぐるみイベントの好例です。

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