工事中?かと思いきや… リアルすぎる工事現場“鉄筋まる見え広告”

オフィス用具や工具の製造を手がけているマックス株式会社。“緑を基調としたパッケージのホッチキス針”はみなさんにも身近なアイテムではないでしょうか。そんな同社の充電式鉄筋結束機が発売30周年を迎えたことを記念し、2023年12月18日から渋谷駅に「リアルすぎる工事現場“鉄筋まる見え”広告」を掲出しました。

渋谷駅の壁面一体には、本来は壁の内側で見えない鉄筋が網目状に広がり、鉄筋結束機を使って鉄筋を結束させている作業員の姿も。

工事現場のフェンスに書かれているような建築計画をもじった「広告掲出のお知らせ」や「鉄筋結束中」といった掲示もユニークです。

マックスでは「世界中の暮らしや仕事をもっと楽に、楽しくする」というコーポレートビジョンのもと、文具・オフィス機器だけでなく、釘打機や鉄筋結束機などの建築・建設工具も展開しています。その中でも1993年に世界で初めて発売(※同社調べ)した充電式鉄筋結束機は、2023年で発売30周年。この機会に同社が充電式鉄筋結束機を展開していることを実際に利用する企業や職人だけではなく、より多くの人に知ってもらいたいという思いから広告を制作。また現在渋谷では“100年に一度の再開発”が行われており、多くの工事現場で多数の職人が毎日活躍しています。そこでマックスの製品を通して工事現場で活躍している職人を支えたいという思いから、渋谷での広告掲出に至ったとのこと。

今回の広告を監修した芝浦工業大学建築学部の蟹澤教授は「鉄筋結束機が登場し、機械化することで均等な仕上がりで結束できるようになりました。ベテランの職人さんと同じクオリティで作業できるようになり、作業効率も上がりました。さらに、職人さんたちの体の負担が軽減したことは大きいと思います。鉄筋は建物の床にも張り巡らされているため、しゃがんで作業する人が多かったのに対して鉄筋結束機は立ったままでも使えるので、腰への負荷を減らせます。力を入れずに結束できるので、職人さんたちが怪我をするリスクも減ったと思います。」と、鉄筋結束機が建設業界で果たした意義についてコメントしています。

普段何気なく通っている通路で、急に今回のような広告が現れたら「あれ?こんなところ工事していたっけ?」などと注意を向ける人も多そうです。さらに広告の意図を知ることで、通路があるのもこうした工具や、職人たちがいるからこそだと改めて気づく機会にも繋がるのではないでしょうか。

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