ほぼすべての家が保証対象の住宅保険会社が、あえて対象外の家にフォーカスした理由とは

台風や火災、大雨をはじめとした自然災害から空き巣まで、住宅は常にさまざまなリスクに晒されています。万が一の事態に備えた保証を提供しているイギリスの住宅保険会社Homeprotectは、国内に存在する家の97%を保証対象としていることが特長です。どれだけ魅力的な保証プランがあろうと、自分の家が対象外であれば何の意味もなくなってしまう保険というサービスにおいて、誰もが不安を抱くことなく安心して加入できるという魅力を端的に表現したHomeprotectのCMが公開されました。

“Cover for Almost Every Home(ほぼすべての家が対象の保険)”というタイトルのCMでは、97%という驚異的な数値を印象的に描くべく、あえて“保証対象ではない3%”の家を紹介しています。

屋根のない家や、もはや家とは呼べないような古い小屋、挙句の果てにはおもちゃの家などをサービス対象外の建物として紹介し、いかに多くの家が対象になるかというメッセージを訴求しました。高い数値をアピールするために意図的に逆説的な手法を取ることで、しっかりとサービス特長を打ち出すことに成功した広告に仕上がっています。

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