貧困、性暴力、障害者雇用…コロナ以外の社会問題をマスクで表現したブラジルのNPO

新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)にまつわる話題は2020年の世界的な蔓延以降多くのメディアが最も注目するトピックとなりました。ワクチンや予防法、経済的な影響や社会的な影響などその話題が尽きることはなく、多くの人が日々変わる状況に置いていかれないようニュースをチェックし続けています。

このような情報が重要であることは間違いないのですが、その裏側では本来取り上げられるべき話題が報道されずに埋もれるという課題もあります。それらを埋もれさせることなくきちんと伝えるために、ブラジルの社会派NPO・FEACが印象的なビジュアルと力強いキャッチコピーで構成されたOOHを公開しました。

“NO CASE SHOULD REMAIN SILENT(どんなニュースも埋もれるべきではない)”という統一のキャッチコピーが書かれたビジュアルにはマスクを着用したさまざまな男女の顔がアップで写されています。

そのマスクには「あらゆる障がい者の内、わずか1.36%しか雇用されていません」や「2020年、児童虐待の発生件数は前年と比べて60%増加しました」など、本来多くの人が知っておくべき社会的なニュースが書かれており、COVID‑19を象徴するモチーフを通じて埋もれてはいけない情報をアピールしました。

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