クリスマスを大切な人と過ごすためにーー「ジングルベル」の替え歌でワクチン接種を推進

米サンフランシスコに拠点を置くオーケストラ「Golden Gate Symphony」が街なかでミニコンサートを実施し、クリスマスに向けて、人びとに新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けるよう呼びかけました。

Covid Carolers from Eleven on Vimeo.

2021年10月のある日、サンフランシスコの一角にピアノや弦楽器、譜面台などが運び込まれ、Golden Gate Symphonyと合唱団によるミニコンサートが行われました。

披露したのは伝統的なクリスマスソング「Jingle Bells(ジングルベル)」と「Deck the Halls(ひいらぎかざろう)」の2曲。

曲の歌詞は替え歌になっていて、突然世界を襲った感染症に多くの人が驚き、戸惑ったことにふれつつ、家族や友人、大切な人と過ごすクリスマスに向けて、ワクチン接種を呼びかけています。

何カ月も前 悪いニュースが舞い込んだ
未知のウイルスがやってくる 人びとは混乱した
四六時中マスクを着けて せっけんで手を洗う 感染しないように
ジングルベル ジングルベル ワクチンを受けよう
クリスマスに向けて準備をしよう
ジングルベル ジングルベル ワクチンを受けよう
クリスマスに向けて準備をしよう

この日はまだクリスマスまでには2カ月以上ありましたが、新型コロナウイルス感染症の怖さを伝えるのではなく、クリスマスを楽しく過ごすためにワクチンを受けよう、というメッセージに、コンサートを見ていた人も「素晴らしいアイディアだと思う」と感心しています。

動画の最後は、「あなたが贈れる一番のプレゼントは、あなた自身がワクチンを受けることです」と締めくくられています。

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