中国最大のECサイト、障害を持つ人々のニーズに応え“片足だけの靴”を販売

中国最大のECプラットフォーム・Tmall(天猫)が、足に障害を持つ消費者の利便性と顧客満足度を高めるため、出店するスポーツブランドと協力して、片方だけの靴を半分の値段で購入できるサービス「One Shoe Project」を立ち上げました。

これまで、片足を失った人が靴を選ぶ際には、割高な金額を支払ってオーダーメイドするか、左右セットの靴を購入し、はかない方は捨てるしかありませんでした。そこでTmallは、社会の中でマイノリティである人びとのニーズに応えるプロジェクトをローンチしたのです。

この取り組みにはReebokやSkecherをはじめ、7つのブランドが参加。消費者は左右どちらか、好きな方の靴を選んで購入できます。

Reebokの担当者は、「このプロジェクトは単に片方の靴を販売するだけではなく、デザイン、生産、仕入れ、販売などサプライチェーン全体で取り組んでいくことになるでしょう」とコメント。今後は多くの人にとって、より価値のある商品を生み出していく方向性を強調しました。

Tmallが毎年11月11日に実施する大規模セール「天猫ダブルイレブン・ショッピングフェスティバル」に合わせて実施されたこの取り組みは、中国障害者連合会による認定を受け、メディアからも大きな注目を集めました。

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