魚がマスク装着? 使い捨てマスクが海に与える影響を訴える、仏環境保護団体のプリント広告

フランスの環境保護団体・France Nature Environnementが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行以来、大量の使い捨てマスクが海に流れ込むことによる海洋汚染が問題になっていることを受けてマスクの適切な廃棄を促すために、海の生き物たちがマスクを着用したビジュアルのプリント広告を公開しました。

今や私たちの生活に欠かせない使い捨てマスクの原料の大部分はプラスチックで、それが、France Nature Environnementによると、それが世界中で毎日34億枚も捨てられているのだそうです。

海にポイ捨てされたり川などから流されてきた使い捨てマスクは、ビニール袋などと同様に、分解されることなく数百年にわたって海中を漂い続けます。そして海に暮らす生物に悪影響を与え、生態系のバランスを崩すことにつながるのです。

各クリエイティブには、共通してDropped on the ground, picked up by the sea.Every day, 3.4 billion masks are thrown away. Let’s make sure we dispose of them properly.(訳:陸で捨てられ、海で拾われる。1日に捨てられるマスクは34億枚。マスクは適切に捨てましょう)というメッセージが添えられ、使用済みの使い捨てマスクはポイ捨てせず、適切に処分するよう人びとに呼びかけています。

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