「戻ってきて?」ドローンでビルにメッセージを投影し、離脱ユーザーに呼び掛けたDuolingoのPR施策
言語教育サービスを提供するDuolingoは、語学学習アプリの利用を途中でやめてしまった人に対して戻ってきてほしいというメッセージを伝えるために、”The Unignorable Notification(無視できない通知)”というタイトルで、ドローンからカムバックメッセージをビルに投影するという、日々大量の通知を発するスマートフォンの特性を逆手にとった動画広告を公開しました。
日々多くのアプリから通知が飛んでくるスマートフォンですが、そのあまりの多さゆえに本当に重要な通知が埋もれてしまうことも。そして、新しい言語を学ぼうと一度はDuolingoをダウンロードするも、途中で離脱してしまう人たちも例外ではなく、カムバックメッセージを見逃してしまうでしょう。
“These reminders don’t seem to be working(この通知、ちゃんと見られていないみたい)”という切実な思いを解消すべく、Duolingoは絶対に無視できないかたちでユーザーに通知を送るため、街中でドローンを飛ばし、Duolingoの利用再開を促すメッセージをユーザーの家の向かいの建物に直接投影するというダイナミックな方法で訴求することにしました。
1,700日もの間DuolingoにログインしていなかったRebeccaには「2016年から一回もイタリア語の練習をしていないね。戻ってきて?」というメッセージが送られ……。
同じく1,460日もの間Duolingoを無視しつづけたJasminの向かいのビルには「2017年から来てくれていないレッスンのお届けにまいりました」という通知が投影されました。
はじめたばかりですぐ離脱してしまったユーザーも、何年も勉強をしていなかったユーザーも対象となったこの施策は、街中でドローンを見かけた人たちがスマートフォンで写真を撮影する人がいるなど、Duolingoのユーザーでない人たちの興味も引いたようです。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
10