まるで花火、けれどこれは紛争。非営利組織NON-VIOLENCEによる啓発広告
暴力を減らし、紛争の平和的解決を啓蒙する非営利組織NON-VIOLENCEは、パレスチナ問題について啓蒙を促進するため、メキシコシティの夜景とパレスチナの紛争の様子を合成し、紛争の様子が描いた啓発広告を公開しました。
「いいえ、これは大晦日のお祝いではありません。イスラエルとハマスの紛争で、少なくとも207人が命を落としました。そのほとんどが民間人でした」
「いいえ、これはフットボールの決勝戦ではありません。イスラエルとハマスの紛争中に見られる花火は、日常的に領地に打ち込まれる428のミサイルだけです」
「いいえ、これはショッピングモールのオープニングイベントではありません。イスラエルとハマスの紛争では、少なくとも58人の未成年者が命を落とし、日々数は増え続けています」
「いいえ、これはコンサートではありません。イスラエルとハマスの紛争では3000以上のミサイルが無実の人々に撃ち込まれています」
メキシコシティの夜景と、紛争地を合成した4枚の画像は、いずれも「戦争はどんな幻想もこわせる」というコピーでしめくくられており、都会で暮らす人々にパレスチナ問題について提起する内容となっています。
NON-VIOLENCEメキシコのTwitterカウントは「すべてが見た目通りとは限りません。すべての人にとっての現実を変えましょう」というツイートとともに、スペイン語で平和をあらわす「#paz」のハッシュタグを添えて画像を投稿しています。
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