「わたしたちはバナナじゃない」米日焼け止めブランドによる皮膚がん啓発キャンペーン
アメリカで5人に1人が発症するという皮膚がんの予防について啓発するため、日焼け止めブランド・Sun Bumが、「わたしたちの体はバナナのように皮に覆われていないので、日焼け止めで守る必要がある」というメッセージを込めた「We Are Not Bnanas(わたしたちはバナナじゃない)」キャンペーンを実施しました。
Sun Bumでは毎年、バナナスーツを着ながらさまざまなチャレンジを行う「バナナスーツチャレンジ」を実施しており、今回はその2021年版として実施されたもの。アメリカ各州の銅像にバナナスーツを着せていくことで、常に日光に晒されながらも日焼け止めを塗れない銅像たちにはバナナスーツで守ってあげる一方で、日焼け止めを塗ることが可能な人に対しては、バナナスーツを着せる代わりに皮膚がんのリスクや日焼け止めの重要性に関する知識を広めるのが狙いです。
このバナナスーツは各州のテーラーや裁縫師の協力を得ながら、さまざまなポーズをとる銅像のために1体あたり20回以上ものフィッティングを行って制作されたカスタムメイドのもので、Sun Bunのキャンペーンサイトでは、ミズーリ州にある「トム・ソーヤーの冒険」の著者として有名なマーク・トウェイン像、フロリダ州にあるプロサーファーのケリー・スレーター像など、アメリカ全50州で実際にバナナスーツを着た銅像の写真が掲載されています。
バナナスーツを着た銅像との記念撮影を行う人や、ハッシュタグ「#BananaSuitChallnge」を添えたSNSへの投稿が盛り上がったことで、今年も多くの人たちに対し、皮膚がんへの啓発を行えたとのことです。
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