ベジタリアンの最初の一歩に寄り添い応援する、フードデリバリーサービスの動画
イギリスのベジタリアン専門のデリバリーフードサービスallplantsが、「We’re all plants. You don’t have to be(訳:私たちは100%植物です。あなたはそうじゃなくても大丈夫)」というキャッチコピーとともに動画を公開しました。
ベジタリアンな食生活にチャレンジしてみるも、動物由来の食事の魅力を捨てきれない等身大の女性を描いています。
動画は、最近ベジタリアンになった主人公のHelenが、食生活を全て植物由来のものに切り替えようとしているシーンからはじまります。
慣れない野菜を中心とした食事を続けていくうちに、誘惑に打ち勝てずこっそりと車内でチーズを食べてしまうHelen。きっと、周囲にベジタリアンになることを公言したのでしょう。誰もいないことを確認して、まるで映画で悪いことをしているシーンのよう。
しかし、その現場をたまたま通りがかった知人にその現場を見られてしまいます。「また路上でチーズを食べているの?」と知人に聞かれたHelenは、口から溢れんばかりのチーズが見えているのにもかかわらず「ううん」と見えすいた嘘をついてしまいます。そこまでして、ベジタリアンである自分を死守したかったのでしょう。
昨今の流れからいうと、ベジタリアンになりたい人も増えていますが、理想と現実とは違い、急な食生活の変化に戸惑う人は多いでしょう。
ライフスタイルを変える、というハードルの高いことも、「私たちは100%植物です。あなたはそうじゃなくても大丈夫」と、サービスの提供側が寄り添うことで、Helenと同じようにベジタリアンな食生活への切り替えに悩む人たちに最初の一歩を踏み出すきっかけを作ってくれる動画でした。
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