モナー・ギコ猫・ゴノレゴ…20年間のFlashカルチャーを振り返った、懐かしすぎる動画に話題沸騰中

Flash Back Memories

2020年12月31日をもって、Adobe Flashがサポートを終了します。Flashといえば、1996年に誕生して以来、ブラウザ上で動画やゲームなどを表現する際に欠かせないツールとなり、ユニークなコンテンツが次々と生み出されました。

そんなFlashと当時のFlashクリエイターに向けて、感謝と追悼の気持ちを表したのが、サントリーのコーヒー「クラフトボス」。同社は20年にわたるFlashの歴史と、当時の人気コンテンツを振り返ったオリジナル動画『Flash Back Memories』を特設サイトで公開しました。

主人公は、現在クリエイターとして働く30代の男性。受験や社会人生活といった彼の人生の節目にはいつもFlashがありました。受験に失敗したとき、仕事で煮詰まったときなど、「モナー」や「ギコ猫」といった懐かしのアスキーアートや「ゴノレゴ」などのコンテンツが彼を励ましてくれたのです。

その後時は流れ、YouTubeやTwitter、TikTokといったSNSの全盛期へと時代は突入。そして今、Flashは終わりを迎えようとしています。

動画の終盤は「さぁ、つぎの新しいを、生み出そう。」と締めくくられ、同時にゴノレゴの動画をAdobe premiere proで編集している主人公の現在の姿。そしてそのデスクの上には、クラフトボスがあったのでした。

サントリーによると、この動画は、時間をかけてゆっくりとコーヒーを楽しむ、“新しい”スタイルを提案してきたクラフトボスが、今後のクリエイターの“新しい”創作を後押ししたいという思いで制作されたのだそう。

それにしても、Flashカルチャーの振り返った20年間、主人公と同世代の人には懐かしくてたまらなかったのではないでしょうか。この動画は12月19日に公開されて以来60万回以上再生されており、大きな注目を集めています。

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