パンパースが”世界早産児デー”にWEBムービー「すべての奇跡に、おめでとう」公開

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&G)の乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」が、低出生体重児とそのご家族を支援する「ちいさな奇跡に、いちばんの贈り物を」キャンペーンの一環として、WEB限定ムービー『すべての奇跡に、おめでとう。』を公開しました。昨今、約10人に1人の赤ちゃんが低体重(出生時体重2500g未満)で生まれてくるという現実があります。そこで同社は、低体重の赤ちゃんの出産経験があるママを対象に、出産直後の心境や家族・友人の反応についての調査を実施。その結果をもとに、このWEB限定ムービーを制作したそうです。

我が子が低体重で生まれて

「赤ちゃんを産んでも、『おめでとう』と言ってもらえないママがいます。」…そんなショッキングな言葉から、このムービーは始まります。

アルバムに貼られる小さな赤ちゃんの写真。低体重で生まれたその赤ちゃんは、出産後すぐにNICUに運ばれ、ママと離れ離れになってしまいます。

こちらのママも、出産時に「おめでとう」と言われた記憶がないという一人。生まれた赤ちゃんを一目見ただけで、すぐにNICUに連れていかれたという彼女は、周りから「お疲れ様。それでどうなるの?」…そんな言葉をかけられることが多かったようです。

生まれたときは息もしていなかった我が子。「仕事を優先しないで早くに子どもができていたら、元気に生まれてきて、寂しい想いもさせなかったっていうのは、すごく思います。」と、ご自分を責めているようです。

こちらのママは、パパの気持ちを考え「早く抱っこさせてあげたいな」と思っていたそう。一方、「奥さんのせいじゃないと思いますし、責めないでほしいなと思います。」と話すパパ。今は笑顔で親子の時間を過ごしていますが、出産時の心の痛みはまだ癒えていないようです。

すべての奇跡に、おめでとう

そして、今になって当時を振り返り、「ちゃんと伝えておけばよかったなという想いはあります」と話すパパ。すると、「あの日、伝えられなかった言葉を。ママへ。」という言葉の後、それぞれのパパたちが絵本を持って、ママの元にやってきます。

二人のなれそめや妊娠中、出産直後、出産後のことが綴られた絵本を読み聞かせていくパパ。そのエピソードは、どれも世界に一つだけのオリジナルストーリーでした。

「おじいちゃんもおばあちゃんも、本当はおめでとうって言いたかったんだよ。」「早く生まれてきたことには、きっと意味があるんだよ。」…パパたちは、それぞれ自分なりの言葉で、ママに思いを伝えていきます。

そして、「出産おめでとう。」と、出産時には言えなかった祝福の言葉を伝えるそれぞれのパパ。ママたちも嬉しそうに涙を流しながら喜んでいます。

低出生体重児の両親にインタビューを行うと共に、日々低出生体重児やそのご家族に接している医療従事者の方々にも意見を伺いながら制作したというこの事例。当事者の気持ちに寄り添った姿勢は、温かくもとてもリアルで、視聴者にもしっかり届いてきます。パンパースのWEB限定ムービー『 #すべての奇跡におめでとう 』のご紹介でした。

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