【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 10/30
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、明治、アサヒ飲料、メルカリ、コメ兵、SHISEIDOの事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。
1: 一度限りの放映後SNSで話題になったCMを10周年特設サイトにて公開(明治)
明治は、女優の新垣結衣が明治メルティーキッスのCMに出演して10周年を記念し、 10月6日(火)に1回限りの放映となった10周年記念特別CMを、特設Webサイトで10月27日(火)に公開。
地上波では1度限りの放送となり、SNSでも反響が大きかった10周年記念の特別CMの他、10年分のTVCMを特設Webサイトで視聴することができる。
2: 高校生と一緒につくるもうひとつの文化祭「超放課後祭」(アサヒ飲料)
「超放課後祭 Supported by放課後『カルピス』」特設サイト
TOKYO FMをはじめとするJFN38局で放送中の10代向けワイド番組『SCHOOL OF LOCK!』(月-金22:00~23:55放送)と「高校生の可能性だらけの放課後を応援する「放課後『カルピス』」プロジェクトがタッグを組み、11月8日(日)にオンラインイベント「超放課後祭 Supported by 放課後『カルピス』」を開催。
この企画は、今年4月から展開してきた番組「ヒゲダンLOCKS!」内で寄せられた「放課後そのものが失われてしまった」「大事な発表の機会や、友達との思い出を作る機会がなくなってしまった」という10代からの声を受けて発案された、“1日限りの特別なオンライン上の文化祭” 企画。
コロナ禍において大会やコンクールなどの中止により、自分たちのパフォーマンスを披露する場が失われてしまったり、変更を余儀なくされたりした高校生が多いという状況を受けて、全国の高校生の背中を押すようなパフォーマンス披露の場をオンライン上に用意。「ヒゲダンLOCKS!」にて高校生たちと交流してきたOfficial髭男dismのメンバーがこのイベントの実行委員長に就任し、高校生の想いが込められたパフォーマンスを見届ける。
3: メルカリ×ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル 特別コラボ番組公開(メルカリ)
メルカリは、10月23日(金)より「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」とのコラボレーション番組「コレッテイルカナ? 〜モノコミュニケーター國光悠人〜」を公式YouTubeチャンネルにて配信を開始。初回配信の10月23日から2週間連続で第1話と第2話を配信し、その後は隔週で連続2話ずつ公開する。
本番組は全6エピソードからなる “お片付けファンタジーショー” 。秋山が扮するのは、モノの気持ちが聞こえる “モノコミュニケーター” 國光悠人。使われていないモノの「内なる声」や「心の叫び」を聞きつけた國光が一般のお宅を訪問し、「モノリンガル」によってモノと持ち主の対話を仲介する “カウンセリング” を行いながら、「捨てない」お片付けを応援する内容となっている。
4: ヴィンテージシューズを捨てずによみがえらせるサステイナブルな取り組み(コメ兵)
日本最大級のリユースデパートを展開するコメ兵は、2020年10月より、ヴィンテージではあるものの今までコンディションにより買取・商品化できなかったシューズを買取し、よみがえらせる取り組み「オールドシューズ レストアプロジェクト」を始動。10月23日(金)から、「KOMEHYO SHINJUKU MEN」とKOMEHYOのECサイト「KOMEHYOオンラインストア」にて、よみがえったヴィンテージシューズの販売を開始した。
本プロジェクトは、ファッションを大量消費せず、良質なものをできるだけ長く使い、価値あるものがたくさん循環する社会を顧客と共に創りたいという考えのもと発足。修復するため革靴の状態に関係なく積極的に集めることができるようになり、結果として、廃棄される靴を減らすことにつながる。製造から時間が経過しても価値が通用するヴィンテージ品を、新たな価値ある「レストアシューズ」としてよみがえらせることができたという。
5: 日本の「MOTTAINAI精神」にインスパイアされた新しいレフィルサービス(SHISEIDO)
資生堂が世界88の国と地域で展開しているブランド「SHISEIDO」は、サステイナブルな活動や製品開発を通じて、ビューティーカンパニーならではの社会価値を創造するグローバル プロジェクト「Sustainable Beauty Actions(サステナブル・ビューティー・アクションズ)」を始動。
本プロジェクトは「SHISEIDO」が提唱するサステナビリティの考え方である「MOTTAINAI(リサイクルやリユース)」、「HARMONY(社会や環境との調和)」、「EMPATHY(共鳴)」という3つの柱で構成されており、サステイナブルでより美しい世界を実現するための具体的なアクションがそれぞれの柱に沿って行われるという。
プロジェクトの第1弾として、11月19日(木)よりブランド初の旗艦店である、SHISEIDO Global Flagship Storeで、顧客のボトルを詰め替える新しいアルティミューンのレフィル(詰め替え)サービス「アルティミューン ファウンテン」を開始。顧客の使用した「アルティミューン パワライジング コンセントレート N」のボトルを衛生管理された環境下で洗浄し、徹底した衛生管理のもと詰め替える。長く大切に使い続ける日本の「MOTTAINAI精神」にインスパイアされたこのレフィルサービスは、2025年までに100%サステイナブルな容器包装を目指した活動のひとつ。
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