ずっと赤信号が続く!? ムンバイ警察のユニークな施策

Case:The Punishing Signal

インドのムンバイで、ムンバイ警察が実施したユニークな施策をご紹介。

インドでは、たとえ信号が赤であっても、車に乗っている人が引っ切り無しにクラクションを鳴らすのが日常です。まるで、クラクションを鳴らすことで早く青信号に変わると信じているかのようです。

そんななか、ムンバイ警察がムンバイ市内のいくつかの信号機の柱にデシベル機を設置。音量が85デシベル以上になると、青信号になるまでの待機時間がリセットされるよう設定にしました。

つまり、いつものように人々がクラクションを鳴らしすぎると、いつまで経っても信号は青にならないということです。

翌日、いつものようにクラクションを鳴らしていた人々は赤信号が解消されないことに大混乱。結果的には状況を理解して、笑顔が広がったのでした。

ストレスを逆手にとって、物理的にも精神的にも不を解消したユニークな施策でした。