イギリスではタブー!? 同性愛者のための血液バンクを開設

Case:Introducing The Illegal Blood Bank

イギリスでは、同性愛者や両性愛者の男性はどんなに健康であっても、3か月間性行為を控えなければ献血ができないという法律があります。
そんななか、イギリスのIT企業・UNILADが開始した新たな取り組みをご紹介。

同社は、Illegal Blood Bankと銘打って、同性愛者や両性愛者のための血液バンクを設置。

イギリスでは、過去5年間で献血に協力する男性は25%減少し、女性は6%減少しているというデータが出ています。イギリスの国民保健サービス・NHSが、年間で13万5000人の新しいドナーを必要としていることを受け、同社は現行の法律の撤廃を訴えたのです。

Illegal Blood Bankでは、血液は医療従事者によって採取され、適切に検査されるとのこと。また、#BLOODWITHOUTBIASのハッシュタグを掲げ、SNSを通じて世界中からシェアの支援を募りました。

ジェンダーへの理解が進んできたとはいえ、意外な場面でまだ差別を受けている人がいる現状があるのですね。

キャンペーンの詳細は、以下の特設サイトでご覧いただけます。
www.BloodWithoutBias.com

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