ケネディー元大統領がツイートする、次の世代へと伝えたい言葉

Case: Words Count

マサチューセッツ州・ボストンにあるジョン・F・ケネディ・ライブラリーでは、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディーについて、その生い立ちから大統領在任期間中の活躍、そして暗殺までを写真や映像などの資料と共に紹介しています。

数々の名演説でも知られる“JFK”ですが、彼の死後生まれた今の若い世代にとっては歴史の教科書に登場する“昔の人”。そこでこのミュージアムを運営する機関は、ケネディー元大統領のTwitterアカウントを立ち上げ、今もなお語り継がれるスピーチをツイートし紹介することにしました。

 

Things do not happen. Things are made to happen.
(物事は偶然起こるのではない。起きるべくして起こるのだ。)

 

If more politicians knew poetry and more poets knew politics, I am convinced the world would be a little better place in which to live.
(政治家が詩を学び、詩人が政治を学んだら、世界はもっと住みよい場所となるだろう。)

 

“And so it is to the printing press–to the recorder of man’s deeds, the keeper of his conscience, the courier of his news–that we look for strength and assistance, confident that with your help man will be what he was born to be: free and independent.”
(新聞は人間の行いの記録者であり、良心の守り手でもあり、情報の案内役でもある。みなさんの助けがあってこそ、人間が生まれ持ったもの、つまり自由と独立を手にすることができるのだ。)

第2次世界大戦後の冷戦下という激動の時代に、人種差別撤廃・関税の引き下げによる貿易拡大など様々な政策に取り組んだケネディ元大統領。現在、「アメリカ・ファースト」を掲げて世界の自由貿易を揺さぶったり、一部報道機関をフェイクニュースと揶揄して物議を醸しているトランプ大統領の発言に触れている人々には、JFKのツイートをどのように感じるでしょうか。

これらのツイートを通して、多くの若者に政治に関心を持ってもらいたいという想いが込められたデジタルキャンペーンでした。

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