母親のドッペルゲンガーが大量出現! 思わず“故郷に帰りたくなる!?”デルタ航空のキャンペーン

Case: SEA to Mom

米デルタ航空が現在シアトルで実施している、“若者たちに故郷を思い出してもらう”というコンセプトのキャンペーンをご紹介。本企画に際して「SEA to Mom」と題した動画が公開されています。

 

映像は、米サッカーリーグ・MLSのシアトル・サウンダースのCristian RoldanとAlex Roldan兄弟が主人公。

2人の目の前に母親と瓜二つのまるで“ドッペルゲンガーのような女性”が何人も登場して、彼らは戸惑いの表情を浮かべます。

そしてその女性たちが一斉にCristianとAlexのもとへ。

“母親激似の女性たち”は、彼らに本当の母親と話してもらうために携帯電話を渡します。

CristianとAlexは電話で「はい、母さん!」と会話をして盛り上がりつつ、さらにシアトルから彼らの実家のあるロサンゼルスまでのチケットがプレゼントされます。「故郷に帰って、本当の母親に会ってくださいね」というメッセージが込められています。

本動画のほかに、“公園のベンチに出現”バージョン、“コーヒー店舗に出現”バージョンと全3種類の動画が公開されています。

 

OOHでも、「SEA to Mom」コンセプトの広告がシアトル市内で展開されています。

(Photo by DELTA)
本キャンペーンは、シアトルの住民60%以上が他の地域からの移住者であることを踏まえたもの。デルタ航空のシアトル・バイスプレジデントは「技術、革新、文化のハブであるというステータスにより、シアトルは世界中の人々を惹きつけています。それはしばし、故郷とは遠く離れた場所に引っ越すということを意味します。」と説明しています。

シアトルに住む人の多くが故郷を離れて引っ越してきている、すなわち帰省の機会があるという地域の事情に目をつけて、ユニークなクリエイティブを通じてフライトを訴求するキャンペーンでした。

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