米ベライゾン、スーバーボウルの「通信環境」の舞台裏を収めたPR動画を公開

Case: Best for a Good Reason

アメリカの通信会社ベライゾンが、先日スーパーボウルが行われたスタジアム・US Bank Stadiumにて、“大規模な通信環境を整えた舞台裏”を収めた動画を公開しました。動画は全部で6種類あります。

1つ目「Rows and Seats」では、ネットワークを検知する特別に設計されたバックパックを背負いスタジアムを歩いている様子。これを背負って歩き回ることで、全ての座席列でのネット環境をチェックしているのです。

2つ目「Handrail Antennas」では、手すりと座席の下にある何箇所ものアンテナを設置したという点を紹介。73,000人もの観客に対応するべくスタジアム全体では約1,200個のアンテナを設置したといいます。

3つ目「Stadium Catwalk」はスタジアムの最上部から。フィールドからは330フィートの高さにあるキャットウォーク(足場)から。ここでも通信状況を確認しています。

4つ目「Nerve Center」では、観客席の裏側にある光ファイバーケーブルが収められている部屋の様子を紹介。

5つ目「Control Room」は、スタジアム内のネットワークの状況を監視するための部屋。様々なシナリオをシミュレートしている様子です。

そして6つ目「Street Lights」では、スタジアム周辺の街灯に数百本のアンテナを取り付けた模様を紹介。このアンテナは一時的ではなく恒久的なもの。これにより、スーバーボウルの観客だけではなく、市民も今後通信環境の向上の恩恵を受けることができるのです。

ベライゾンはスーバーボウル当日、スタジアム内とスタジアム近辺で18.8TBのデータ量を使用。これは一人のユーザーが一日中HDビデオを見続けたとして、435日分にあたるといいます。

今回の映像はそれぞれ30秒ほどのもの。世界各国が注目する一大イベント・スーパーボウルを影から支えた技術や取り組みを、わかりやすく端的に紹介したベライゾンのPRムービーでした。

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