炎上騒動を逆手に?英胃薬ブランドがサッカークラブのエンブレムを模したロゴを制作

Case: We’re United against Heartburn and Indigestion

イングランドのサッカークラブ リーズ・ユナイテッドが2019年のクラブ創設100周年を記念して発表した新エンブレム。「6ヶ月のリサーチ、10,000人のコンサルティング」を経て「次の100年に向けて」意気揚々と発表されたものの、そのデザインには一斉に批判が集まり、ついにクラブ幹部がデザインを見直すと発表するに至りました。

 

そのデザインへの批判には「何かに似ている」という声もあり、その中の“似ているもの”の一つとして挙がったのが、胃薬ブランドのGaviscon。

英ガーディアン紙も「Gavisconの広告のようだ」と見出しにするほど。実際にアメリカのライターが検証したツイートがこちらです。

 

確かに似ていますね。
そしてGavisconは、このSNS上の炎上を逆手に取りリーズ・ユナイテッドの新エンブレムにそっくりなロゴを新たに作成。


「We’re United against Heartburn and Indigestion」(胸焼けと消化不良に対抗すべく団結する)との言葉が添えられており、リーズ・ユナイテッドのクラブ名をうまくもじりつつ、同社の商品特徴を伝え、さらにファンの胃が痛くなりそうな思いにも効きそうなウィットの効いたロゴをプロデュースしました。

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