暗闇でも見える「LED入り風船」 米コロラド交通局の交通事故防止策

Case: Stay Seen

米コロラド交通局(CDOT)による、歩行者の交通事故を予防するための一風変わった啓発施策をご紹介。

2015年には交通事故で59名の死亡者が発生し、そのうちの73%は見通しの悪い夜間に起こっているといいます。そんな状況を踏まえ、夜間でも歩行者が“より見られやすくするための意識変化の必要がある”と考えたCDOTは、それを訴えるために「LED照明を中に入れた風船」を制作しました。

このLED内臓風船を、ナイター観戦後に大勢の歩行者で溢れるデンバー市街地にある野球場・クアーズフィールド前の交差点で、市民に1,000個配布するとともに、配布時には“横断歩道を渡ること”についても啓蒙しました。

本企画はテレビなどでも報道され、SNSでの投稿も相次いだようです。

ナイター観戦後、子供も大人も受け取ってもらいやすい「風船」を活用することで、様々な世代の市民の啓蒙を行った取組みでした。

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