“最後のひとつ”をめぐる仁義なき戦いにピリオドを。世界を救う『平和のまな板』

Case: The board of piece

家族や友人と食卓を囲んでいる時、お皿に残った“最後のひとつ”、皆さんは食べますか?
「本当は食べたいけど、遠慮する」「さりげなく取る」「気にせず食べる」色んなタイプの方がいると思いますが、どうやらイタリアでは少し事情が違うようです。

和やかに食卓を囲む家族。ところがサラミがお皿に1枚だけ残った瞬間、辺りはピリピリとした緊張感に包まれます。

いつ、誰が、どのタイミングで手を伸ばすのか…互いの腹を探り合い、まさに一側触発!

そんな『最後のひとつ問題』を解決するために作られた、素晴らしく画期的なアイテムが『平和のまな板』です。

イタリアの老舗ハムメーカー・Fiorucciが考案したこのまな板は、ただサラミをカットしてのせるためだけのものではありません。

側面にあるスイッチを押すと電球がルーレットのように回り、最後の1枚を食べる人を決めてくれるというもの。これによって喧嘩も争いもなく、スムーズに食事を楽しめるというわけです。

Fiorucci社のサラミの美味しさを、『最後の1枚をめぐる攻防』という、ユーモアあふれる視点で描いたアイディア広告。このまな板は、ミラノ市内のバーやレストランで実際に使われているそうです。

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