8時間スマホを触らないと、ビール1杯が無料になるアプリ
Case: Digital Detox Beer Campaigns
スマートフォンを使ってSNSやオンラインゲームなどに熱中し、四六時中スマホを触っている、いわゆる“スマホ依存”が近年、世界的に問題となっています。
常にネットにつながっている状況から抜け出し、オフラインの時間を意図的に作ることを「デジタルデトックス」と言うそうですが、ヨーロッパを代表するビールブランド、アムステルビールが「スマートフォンを一定時間使わないでいると、ビール1杯を無料でもらえるアプリ」を開発しました。
同社は以前にも「スマートフォンを預けると“ビールが1本無料になる”」サービスをブルガリア市内のバーで展開しましたが、今回は日常生活の中で、スマホに触れないでいる時間を持とう、つまり“デジタルデトックスをしよう!”、というのがコンセプト。
アプリは“スマートフォンを使用しない時間”を測定するもので、ユーザーがスマホに触れずにいる時間が通算8時間に達するごとに、市内のバーでビール1杯が無料になるという企画です。
1日のうちの少しだけでもオンラインの世界から離れ、読書や趣味などの充実した時間を持つ。その結果、美味しいビールが飲めるとあれば、こんな素晴らしいキャンペーンはありませんね。
昔からお酒は人と人とをつなぐコミュニケーションツールとして、世界中で親しまれてきました。スマホをビールに持ち替えて、ネット上のコミュニケーションではなく、目の前にいる気の置けない家族や友人と楽しい時間を過ごしてくださいね、というアムステルビールからの素敵なメッセージでした。
アムステルビールがブルガリアで手掛けた、同一コンセプトのプロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
・3分間じっとしているだけで“ビールが1本もらえる”自販機が登場
・スマートフォンを預けると“ビールが1本無料になる”バーが登場
参考サイト
TREND HUNTER
http://www.trendhunter.com/trends/amstel
iTunes
https://itunes.apple.com/bg/app/amstel/id635821060?mt=8&affId=2214590&ign-mpt=uo=4
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