レーシングカーのエンジンが生み出す、Mercedes-Benzのクリスマス・サプライズ
Case:AMG Christmas 2012
メルセデスベンツの高性能車開発部門、AMGが制作したクリスマス用のコマーシャルフィルム。
AMGのレーシングカーで日本のスーパー耐久でも活躍中の「SLS AMG GT3」のエンジンを使ったユニークな企画。
AMGのメカニック達が「SLS AMG GT3」のエンジンを覗きこみながら、何やら作業をするところから映像はスタートします。これから起こりうる期待感で4人ともワクワクした表情を浮かべています。
「ヨシ!準備は万端!」とばかりに、ボンネットをしめてドライバーとサインを交わすメカニック。
暗い中を「SLS AMG GT3」はレーシングコースを疾走し始めます。
メカニックからドライバーには、「今、180度になったぞ」、「もっと温度をあげよう」といったスピードではなく、『熱』に関するアナウンスや指令が飛びます。
コースを一周して整備位置まで車が戻ってくると、メカニック4人が今や遅しと待ちかまえています。
彼らは嬉々とした表情ですぐさまボンネットを開きます。
するとそこには、エンジンの上で丁度よく焼き上げられたクッキーが置かれています。
クッキーを食べて、出来に満足そうなメカニック達。ラストはドライバーとも一緒にささやかなクリスマスパーティーを開く様子が映し出されて、フィナーレを迎えます。
レーシングカーのエンジンを使って、クリスマスでみんなで食べるためのクッキーを焼いてしまうという企画。
見ている人の心を和ませくれる素敵なストーリーのクリスマスフィルム。
言うまでもなく、「SLS AMG GT3」は世界一高価なクッキーオーブンでしょうね。
世界各地で実施されたメルセデス・ベンツの秀逸な広告に関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
参考サイト
・psfk
http://www.psfk.com/2012/12/mercedes-car-engine-baking.html
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