『野性のハリネズミ、ハリーを救いたい。』 しみじみと心に響く、美しいアニメーション

1950年代から、英国のハリネズミの数は3000万匹から100万匹に減少しました。都市に住むこのかわいらしい小さな動物は、2025年までに絶滅してしまう可能性も…。

そんな絶滅の危機に瀕するかわいいハリネズミの、美しいアニメーションが届きました。“不思議な足跡が、ハリネズミハリーを都市から大自然へと連れ帰る”このストーリー。果たしてハリーは無事、“おうち”へと戻ることが出来るのでしょうか。

都市に住むハリー

ハリネズミのハリーは、排気ガスが立ち込める大都市で暮らしています。ここを棲みかと疑わない彼。恐らく彼のご祖先様にとっては、この場所もキレイで豊かな自然溢れる場所だったことでしょう。

突如現れる不思議な“足跡”

すると突如、目の前に不思議な“足跡”が現れます。ホワッと光るこの足跡を、不思議そうに眺めるハリー。カタカタ…と動く足跡に、ハリーは導かれて行きます。

ゴミをあさるハリー

道中、ハリーは町のいつもの光景“ゴミの散乱する場所”に立ち寄り、空き缶の中をあさります。人為的に行われた何かによって、傷ついていく野性動物。足跡はそっと、“こっちこっち!”と促していきます。

おかえり、ハリー

そして辿り着いた場所は、緑豊かな大自然。ハリーもにっこり微笑みます。仲間からの歓迎を受け、彼の“おうち”へようやく戻ってきました。

小さなことから始めましょう

「ゴミ箱に捨てる前に空き缶を潰すようなちょっとしたことでも、野生動物を救う一歩となる。」と、このアニメーションのディレクター、クリス・ホフマン氏は語ります。

美しいピアノの音色をバックにしたこの愛らしいハリネズミハリーの動画。私たちの生活を見直すきっかけにもなりそうです。

(参考サイト:Vimeo)

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