職業体験で人材を確保 人気観光地・南紀白浜が高校生向けプログラムを実施

白浜温泉旅館協同組合(和歌山県西牟婁郡)が、「未来創造プログラム『スパーク』」を2026年3月24日(火)から30日(月)に開催すると発表しました。高校生がリアルな仕事に触れ、学び、成長する7日間の職業体験プログラムです。

体験の舞台となるのは、南紀白浜を代表する8つの旅館とホテル。「事前学習会」から始まり、実際に2社の旅館やホテルで実務体験を行います。また、参加者同士で学びを共有する「中間学習会」や「事後学習会」のプログラムも組まれています。開催地まで通える高校生であることが参加条件で、費用は無料です。

2025年度にも同プログラムが開催され、21名が参加しましたが、2026年度はさらに連携する事業所が増え、学びと挑戦の機会が拡大されました。

プログラムの目的は、宿泊業の魅力や奥深さと、白浜地域の魅力を伝え、未来の進路選択に新たな視点を届けること。フロント業務だけでなく、バックヤードのような普段見ることのできない業務までを幅広く体験できます。学生にとっては、リアルな現場で働く体験を通じて、進学や就職への理解を深められるメリットがあるでしょう。

一方で、受け入れ宿側にとっても、学生とのつながりが生まれることで人材確保や入社後のミスマッチ回避に繋がるなど、双方に利点の多い取り組みです。個々の企業が単独でインターンシップなどを行うのではなく、事業者が連携して近隣地域の学生を対象とすることで、未来の人材流出を防ぐことも視野に含めたことで、類似事例と差別化しています。

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