\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<11/3-11/9>
PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、丸亀製麺、ペプシ、CRAZY施策インタビュー、KMバイオロジクス、Interfloraの事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. 丸亀製麺うどんでのギネス挑戦 香川県丸亀市で「うどん祭り2025」を初開催

讃岐うどん専門店の丸亀製麺は、創業日でもある2025年11月21日(金)と、翌22日(土)の2日間、香川県丸亀市で「丸亀うどん祭り2025」を初めて開催します。市民や子どもたち、地域のうどん店、そして全国から訪れるうどんを愛する人びとと讃岐うどんの魅力を体験し、発見できる場にすることを目指し、五感の全てで味わう食の感動体験を届けるイベントです。
期間中は、丸亀市内各所で多彩な企画を実施。11月21日(金)には、異なる「うどんメニュー」をテイスティングした人数のギネス世界記録™に挑戦する「最大のうどん試食イベント」を実施し、ブランドアンバサダーを務める俳優の上戸彩さんも参加します。
さらに11月22日(土)には、全国の讃岐うどん職人による、感動を呼び起こす1杯を決めるコンテスト「SANU-1 GRAND PRIX」も予定。香川・関東・関西での予選を勝ち抜いた7名の職人が集結し、「SANU(讃岐)No.1」を決定します。予選での熱戦を収めたダイジェスト動画は、YouTubeで公開中です。
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2. 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に出てくるあの“未来のペプシ”が、限定発売されます!

人気炭酸飲料・ペプシが、新ボトルデザイン「Pepsi Perfect」を発表しました。これはアメリカの大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)」シリーズの第2弾「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で、主人公のマーティーが飲んでいた“未来のペプシ”にちなんだもので、映画の舞台がマーティーの暮らしていた1985年から30年後の2015年であったことから、今回の記念ボトルが制作されたようです。
このパーフェクト・ペプシ、6,500本の数量限定だそうで、主人公マーティーがタイムスリップした2015年10月21日(水)にアマゾンにて発売。気になるお値段は、なかなか強気の20.15ドルでした。
プロモーション映像には、映画に出てくるデロリアン(タイムマシン)のような空飛ぶ車や、ホバーボード(タイヤがなく、宙に浮くスケートボード)が登場するなど、BTTFファン必見の内容となっています。
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3.【インタビュー記事】予算ゼロから始まった自主企画が話題に CRAZY「伝える勇気」広告の舞台裏|前編

「IWAI OMOTESANDO」を中心にウェディング事業「CRAZY WEDDING」を展開している株式会社CRAZY。8月7日の「パートナーの日」に合わせ、パートナーとの日常で言いそびれていた感謝やお詫びを伝える機会を提供する取り組み「#言いそびレター」を2025年8月に実施しました。
また、前年となる2024年に実施した交通広告は、大切な人に想いを伝える難しさや言葉が紡がれるまでの手間をレタリングで表現しました。
いずれも従来の広告の枠を超えた表現で多くの人の心を掴んだOOHだといえます。これらの施策を担当した、株式会社CRAZYクリエイティブ室でプランナー・コピーライター・クリエイティブディレクターを務める永井絢さんに、それぞれの企画の背景や実現プロセスについてお話をうかがいました。
前編では2024年の「伝える勇気」広告について、プロジェクトとしての企画の始まりから実施後の反響までを、後編では2025年の「#言いそびレター」の企画の始まりから実現までの裏側をお届けします。
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4. インフルエンザ予防接種啓発に「仕掛学」活用 大阪・梅田で掲示開始

明治ホールディングスの医薬品事業会社であるKMバイオロジクス株式会社は、「仕掛学」の理論を活用したインフルエンザ予防接種に関する啓発活動を実施しています。
仕掛学とは、大阪大学大学院経済学研究科の松村真宏教授監修のもと、同教授が提唱する理論です。人の行動を自然に引き出す“仕掛け”を研究する学問であり、思わず試してみたくなるような仕掛けによって、問題解決につながる行動を促すことを目指すもの。この啓発活動では、仕掛学の考え方を応用し、通行者が自然と立ち止まり、自分自身や家族の健康について考えるきっかけとなるよう設計されています。
掲示では、「予防接種を受ける理由」「受けない理由」をそれぞれ7項目ずつ並列に紹介。どちらか一方を推奨するのではなく、双方の視点を提示することで、生活者が自分自身の価値観に基づいた判断をうながします。
また、ワクチン接種を推奨する目的ではないため、賛成・反対の意見を同じ分量・同じトーンで掲載。それにより情報の偏りを防ぎ、中立的な立場を保つよう留意されています。意見の選定にあたっては、接種・非接種に関するアンケートや調査の結果をもとに、日常生活で語られる多様な考えや理由を幅広く収集し、特定の選択肢を誘導しないよう配慮したものです。
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5. 週119時間勤務、年収3,000万の「世界で一番大変な仕事」
イギリスに本部を置き、国をまたいで生花の配達サービスを行う世界最大のフラワーショップ・Interfloraが、タイムズ紙の求人欄に「Hardest Job in the World」と題した広告を2015年に掲載しました。
募集要項に書かれているのは、以下の条件。
・粘り強く仕事をこなし、タイムマネジメントに長けていること
・24時間、いつでも呼び出される可能性あり
・我慢強く、プレッシャーの中でも冷静さを保てるメンタルの強さが求められる
・勤務時間は週に119時間
もうお気づきですね。この仕事というのは、「母親業」。
「母親業」と一括りにしていますが、その仕事内容を職種で分類すると、教師、運転手、心理学者、家政婦、シェフなど多岐にわたり、その労働時間は119時間(うち79時間分は残業分)にも及ぶそう。これらすべてを時給に換算すると、なんと年収3,000万円以上にもなるというから驚きです。
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先週も引き続き、丸亀製麺の記事に注目が集まりました。また、新たに掲出となった仕掛学を活用した広告のほか、話題となった施策のインタビューも多く読まれたようです。
海外事例からは2015年の紹介記事が2本再登場しました。今年の2025年からちょうど10年前となる2015年の施策ということで、何かしらの因果関係を感じるものとなりました。
その他のPick of the weekについてはこちら
https://predge.jp/search/post?othres=30
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