アフター万博は鳥取県で! さまざまな角度で“万博ロス界隈”にたたみかける集客イベント

2025年10月13日(月)をもって大盛況のうちに閉幕した大阪・関西万博。一般来場者数は累計2,500万人を超えたといいます。

鳥取県は、その熱気を自県に呼び込もうと、“アフター万博”として「万博ロスは鳥取で」をテーマにしたさまざまなイベントを10月14日(火)から実施しています。同県は、大阪・関西万博での鳥取県ゾーンおよび関連イベントには約58万人が来場。「鳥取無限砂丘」や、水木しげる氏・青山剛昌氏など著名漫画家を輩出した「まんが王国」などの魅力を発信しました。

リーベルホテル大阪(大阪府大阪市)には、「まんが王国とっとり ええもん売ってマンガな」を開設しました。梨や柿などの県産品、マンガ関連グッズの販売に加え、鳥取県ゾーンのキャラクターと一緒に記念撮影ができる展示も実施しています。関西弁の語感を取り入れたネーミングも親しみやすく、ユーモアあふれる演出です。

さらに、鳥取県内の対象宿泊施設に宿泊した毎月100人にカニをプレゼントする、「アフター万博ウェルカニキャンペーン」を実施。さらに公式Xでも、抽選で22名に蟹取県詰め合わせが当たる「#万博ロスも蟹取県へ フォロー&リポストキャンペーン」を展開します。

そのほか、万博会場で人気を集めたというヨルダン館の赤い砂を鳥取県内で展示。鳥取砂丘ビジターセンターではとっとりふるさと大使のポケモン「サンド・アローラサンド」の砂絵ポストカード体験を実施します。11月1日(土)からは、万博会場のスタンプを県内に移設し、「アフター万博砂ンプラリー」も開催予定です。万博を見逃した人や、もう1度あの熱気を味わいたい人が、現地で万博の余韻を楽しめる企画となっています。

大阪・関西万博の余韻を地域活性化につなげた、アフター万博施策。万博での注目・認知を地元誘致や観光需要に転化する巧みな設計です。SNS施策、宿泊キャンペーン、現地展示を多層的に組み合わせることで、話題化・来訪促進・消費拡大を同時に狙っています。

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