池袋・札幌をジャックする『太陽よりも眩しい星』放送記念キャンペーンが始動
TBSは、新作TVアニメ『太陽よりも眩しい星』の放送開始にあわせ、ユニークな調査キャンペーンを展開します。
全国1万人を対象に「ひとめぼれ」「初恋」「幼なじみ」という3つの条件をすべて満たして恋人になった経験があるかを調査。その結果はわずか0.09%、1万人中9人という極めて低い確率でした。恋愛漫画やアニメで王道の設定を“数字”で裏付けることで、作品に込められた「ムリめの恋」というテーマをリアルに伝えています。
この調査結果を基軸に、放送前からファンや一般層にインパクトを与える広告施策が仕掛けられました。
聖地・池袋と舞台・札幌をダブルで展開
広告掲出の舞台となったのは、アニメファンの集う池袋と、物語の舞台である札幌の2都市。「作品の原点」と「物語の聖地」を象徴する場所が選ばれました。
池袋では、JR東日本 池袋駅北改札外「パノラマ池袋A」にて、3つの恋愛条件をベン図で表現した問題風の広告を掲出。思わず立ち止まり考え込んでしまうユーモラスなデザインが通行者の目を引きます。
また、西武鉄道池袋駅地下改札前「スマイル・ステーションビジョンC-2」では、横断幕とスペシャルムービーを上映。青春時代を思い出させる映像演出が、放送開始への期待を高めています。
一方、札幌市営地下鉄では全線・全車両の中づり6カ所の片面をジャック。地元を舞台にした作品としての親近感を高め、通勤・通学者の日常空間で物語の世界観を自然に浸透させています。
SNSでファンの熱量を高める
オフライン広告と並行して、SNS上でも参加型のキャンペーンを実施。フォロー&リポストで応募できる「恋にエール!オリジナルクリアカード」は、2枚を重ねると主人公2人が急接近する仕掛けつきで、ファン心理を刺激する仕上がりとなっています。
さらに、声優・藤寺美徳さんと小野友樹さんの直筆サイン入り台本が当たる企画も展開。フォローとクイズ回答を組み合わせた参加方法で、作品への理解とSNS拡散を同時にうながします。
放送前から話題を生む戦略
今回の施策は、アニメ放送開始というタイミングを最大限活用したクロスメディア展開。全国調査で導き出された「0.09%」という数字を基盤に広告ビジュアルを制作し、キャッチコピー「ムリめの恋」を強固に打ち出しました。
また、池袋というアニメの街と、札幌という作品の舞台を結ぶ広告展開は、ファン層と地域性をリンクさせる効果的な設計。オフラインの駅広告とオンラインのSNSキャンペーンを組み合わせ、作品世界を生活導線とデジタル空間の双方に広げる2段構えの戦略により、放送前から強い期待感とファンの熱量を高めます。アニメ広告の新しいモデルケースになるかもしれません。
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