神秘的な駆動を極限まで分析 F1スポンサーに堂々たる参入を果たしたアウディのCM
長年F1のスポンサーとして名乗りを上げていなかった高級自動車メーカーのアウディが、15年ぶりにレーシングスポーツ業界への参入を発表しました。商材・ファン層ともに相性抜群であり、これ以上ないくらい自然なタッグであることを表現するにあたり、F1の放映権を持つイギリスの衛星放送・Sky SportsでティザーCMを公開しました。
“Engineered Rings(計算され尽くしたリング)”という動画は3種類あり、それぞれが自動車としてのF1カーの複雑さと競技としてのF1の興奮や感動を表現しており、普段からF1を観ない人であっても改めて自動車は高速に動く鉄の塊であることを痛感させる衝撃的な映像に仕上がっています。
企画を担当した広告代理店・BBHのHead of Designを務めるLiam Thomas氏は「アウディが誇る正確性やパフォーマンスの高さをこれまでに見たことがないような表現に落とし込みたかったのです」とコメント。
「F1カーのなかで実際に起きている神秘的な駆動のすべてを極限まで分析し、それらをCGで再現した結果生まれたのがこのCM。デザイン、クラフト力とストーリーテリングのすべてが噛み合ったからこそ実現した企画でした」と、アウディがF1のスポンサーを務めるという歴史的な出来事を彩る最高の映像の企画経緯を説明しました。
一般市場向けのブランディングとF1という競技のファン層向けのブランディングの差別化を図りつつ、アウディの根幹を担う“高いパフォーマンスへのこだわり”はブレることなく描いた力強いCMでした。
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